土湯温泉方面に向かう途中、今までずっと気になっていた「アンナガーデン」を訪ねてみました。
「聖アンナ教会」は、その日、結婚式がとりおこなわれるとあって・・・
静寂な雰囲気の中に、お花の素敵な香りが漂っていました。
アンナガーデン内の地ビール園の向こうの山の岳が光を帯びて、それはそれは自然の美溢れる景色でした。
この頃の穏やかな日差しのなかで、美味しい地ビールを味わってみたいものですが・・・
この頃の急激な肌寒さに、地ビールの誘惑も・・・
さらに、福島が元気なくなっていく虚しさが込み上げます。
福島の青い空を眺めているうち、ふと高村光太郎の「生命の大河」という詩が心をよぎりました。
昨今、まるで凍てついた涙のように、東北の山岳部では例年にないくらいの初冠雪の記録。
地震、津波、原発、その影響で変わってしまった日本の豊かさ、文化、自然・・・
取り戻しができない本当に大事なものが何なんだろうと?
考える先に何があるのか今はわからなくても、考えてみたり疑問を覚えたりするのは、自分の生まれし権利として、ありなんだと私は思います。
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