山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

四国レンタカー遍路⑥愛媛44番~53番、58番宿坊

2017年10月11日 | 神社・仏閣

国民宿舎 古岩屋荘の朝食が7時半からというので、一時的に外出することにしました。

6時に出発、向かう先はすぐそばの45番「岩屋寺」のはずが、なぜか44番「大賽寺」に向かってしまいました。

距離感・ルートを考えると、なぜこのふたつのお寺は逆の順のほうが効率的となります。

  

着いたよ、四国遍路八十八箇所四十四番「大賽寺」。

読経して20分椅子で待って、私の電波腕時計が7時ジャストになったので、納経場へ。

「まだ5分早い」と言われ、私の時計は音波時計だから正確だとお伝えする。

別な納経場のどなたかが、時計を正確な時間に調整してくれたのを知らなかったらしいです。

色々ありますよね、毎日何かの変化が。 

     

チェックアウトして、すぐに着いたよ、四国遍路八十八箇所四十五番「岩屋寺」。

民家さんの駐車場で料金を支払い、あとはひたすら階段をのぼります。

昨年は息があがったけど、この一年で心拍数を急にあげても大丈夫に体を鍛えたから、上りも楽でした。

穴禅定といわれる洞窟に入ると、ツアーのお遍路さんたちが立ち去った後らしく、蝋燭の灯りで般若心境をあげることができました。

ちょっとミステリアスな体験でした。

着いたよ、四国遍路八十八箇所四十六番「浄瑠璃寺」。

樹齢1000年といわれるイブキビャクシンがあります。

        

着いたよ、四国遍路八十八箇所四十七番「八坂寺」。

駐車場へは少し短い坂をのぼりますが、車は一方通行になっているので通行は安心です。

駐車場に「いやさか不動尊」があり、遠くの山を背後に「すくいの手綱」を差し向けておられます。

駐車場から境内へは最短ルートを歩く方も多くいますが、例え車であっても参拝の心持としては、戻ることになるとしても山門から入り山門で御礼するのが正式と思います。

そんなことをつらぬいていたら、なんと山門でお寺の猫ちゃんがお出迎えしてくれました!

知ってるよ、この猫ちゃんは昨年にお寺の玄関あたりで寝ていた猫ちゃんでした。

元気にしていて何より♪

この八坂寺は、逆遍路で弘法大師にやっと会うことができた遍路の元祖といわれる衛門三郎旅立ちの寺であります。

「閻魔堂」で地獄と極楽のプチ体験をして納経場へ。

猫ちゃん2匹、食事中。

納経場を出ると、まるで待ってました♪かのように、あの猫ちゃんが待ってくれていました。

撫ぜ撫ぜすると、明らかに嬉しそうなゴロゴロ・・・ゴロゴロ・・・ゴロゴロ・・・。

私の家猫ミカエルだって、こんなに嬉しそうには喉を鳴らしたことないです。

ああ、かわいい、かわいい、愛らしい。

束の間、私も猫ちゃんとの再会の喜びと、幸せに包まれて・・・。

「また来るね」と言ったんです私。

ああ(言ってしもうた)・・・不妄語なんかじゃないよ、必ず元気にしてまた会いましょうね♪

    

着いたよ、四国遍路八十八箇所四十八番「西林寺」。

西林の境内は門前を流れる川よりも低い為、罪人が門をくぐると無間地獄に落ちるという言い伝えがあるそうです。

着いたよ、四国遍路八十八箇所四十九番「浄土寺」。

空也上人ゆかりの名刹。

  

着いたよ、四国遍路八十八箇所五十番「繁多寺」。

鐘楼の天井絵が印象的でした。

          

着いたよ、四国遍路八十八箇所五十一番「石手寺」。

日本最古の道後温泉にも近く、2009年のミシェランガイドに☆1つに選定された寺院であり、四国髄一国の重要文化財を保有する寺院としても知られています。

892年、領主河野家に生まれた男子の左手が開かず、この寺でご祈祷を受けたところ遍路の元祖、衛門三郎の生まれ変わりを示す小石が、こぼれ落ちたことから寺号が改められたそうです。

「渡らずの橋」は、遍路の元祖、衛門三郎と弘法大師の縁を示しているように感じます。

ここでは「地底マントラ」や「四国88箇所のお砂踏み」ができます。

四国八十八箇所の中でもお遍路の寺でありながら「見どころ」が多い寺だと私は感じています。

つまり、納経帳や掛け軸を持たない観光客も多いということです。

 

着いたよ、四国遍路八十八箇所五十三番「円明寺」。

江戸時代隠れキリシタンたちが建てた「キリシタン灯籠」が今でも残っています。

当時キリシタン禁制の時代にも、お寺は隠れ信者の礼拝を黙認していたと推測されるそうです。

「信じる」という気持ちが純粋であればこそ、見えない大きな力ともなりますが、それを否定するというのもしないというのも、いずれもすごいエネルギーが要るものと思います。

真言宗だからとか、そうでなくても、日本の方も外国の方も、四国88箇所を回りたいという強い思いがあれば叶えられる、そういう世界の礎がこのお寺に残っていることは素晴らしい遺産だと思います。

 

着いたよ、四国遍路八十八箇所五十二番「太山寺」。

53番さんを先に打ったのは、納経場のギリギリの時間が迫っていたため。

この「太山寺」さんは、駐車場から本堂に至る坂道の途中にまず納経場があり、万が一最悪の駆け込み納経を推測してそうしました。

結果、納経を終えてから納経帳と掛け軸とおい摺りを頂くことができ、ギリギリセーフの状況でしたが、その日のお勤めは無事予定通り終えることができました。

本日の宿泊先は58番「仙遊寺」さん。

昨年もでしたが、暗くなってからの宿坊到着になります。

明日の午後には香川県入りです。



コメントを投稿