山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

仁和寺

2020年03月08日 | 神社・仏閣

かつて私の高校生時代は女子高でしたが、校則が厳しくて、なかでも古典の先生が授業のなかで強烈な罰則を強いて、授業が苦行で、今でも思い出したくないほどです。

その先生が殊に好んでテストや話題にしたのが「仁和寺のある法師」。

徒然草の第52段から54段に登場してきます。

四国遍路を始めるようになったのをきっかけに、空海さま(南無大師遍照金剛)が開いた真言宗に興味が湧くようになりました。

現在真言宗は「十八本山」といわれ、仁和寺は御室派寺院として知られています。

嵐電利用では、御室仁和寺駅下車。

JR嵯峨野線では、花園駅下車。

京都では珍しい道路に面した「二王門」(京都3大門のひとつ)より足を一歩踏み入れると、広大な境内には国宝の「金堂」をはじめ、重要文化財の「五重塔」「御影堂」「観音堂」や、御殿内の「遼廓亭」「飛濤亭」などがあります。。

皇族や貴族とのゆかりが深かったため「仁和寺御殿」といわれる、御所風建築物が特長。

仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。

仁和寺の歴史は、仁和2年(886年)第58代光孝天皇によって「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まりますが、翌年、光孝天皇は志半ばにして崩御されたため、第59代宇多天皇が先帝の遺志を継がれ、寛平9年(897年)に譲位し、後に出家し仁和寺第1世 宇多(寛平)法皇となります。

以降、皇室出身者が仁和寺の代々住職(門跡)を務め、平安〜鎌倉期には門跡寺院として最高の格式を保ちました。 

その日、金堂では行事がありました。

お御影堂。

一願不動堂。

水掛のお不動さま。

観音堂。

仁和寺では、御室桜が有名で、京都で一番遅い開花の桜なのだそうです。

そのため、普段は入山無料なのですが、「御室花まつり」の頃は特別入山料がいります。

また「御殿」は通年、拝観料がかかります。

その日は、仁和寺の「御室流華道」の展示が行われていました。

襖絵などを見ながら庭園へと進みます。

雅で格式高い寺院さんだと感じました。

私個人として、少し禅宗の雰囲気も感じました。

御室駅から、次は嵐山に向かいます。