高東旅館

川渡（かわたび）温泉で自炊してきました。



「高東旅館」さん。

「毎年、冬だね」と館主。
とても気さくな宿で、私のお気に入りのお宿です。



開放感があり、日中はぽかぽか陽気でエネルギーが満ちる２階のお部屋です。

布団つきの自炊コースもありますが、私はいつも低反発マットと羽毛布団と枕持参です。
普段、温泉宿に泊まっても、自分の布団や枕でないとやっぱり生理的に嫌なんですね。
だから布団持参のほうが、むしろ安心して休めます。



窓からは、雉がピョンピョン跳ねる姿や、雀たちが楽しそうにしている風景を見ることができます。

心も体も疲れきってしまった時は、自炊が一番です。

まずは食事などの時間に制約されないこと。
自分で料理を作るから、宿泊の食事の時によくある食べすぎがないこと。
温泉に入浴すると体が活性し、体の修復にエネルギーがいりますが、自炊の場合は自分で布団を敷くから、寝たい時に寝ていられること。

自炊宿は名湯が多いのです。



お庭を眺めながらの内湯は、こぢんまりとした大きさですが開放感があります。
ぽかぽか、体の内側からあたたまるお湯です。



自家源泉かけ流しのお湯からは、白い湯の花があふれます。
飲湯もできる、正真正銘の名湯です。



女性のお風呂には、浅い浴槽が二つあります。



小さめの家族風呂もあります。



各お部屋には、食器も揃っています。
ここでは、釜めしを炊くのが楽しみです。

　

その日は「ホッキ貝と帆立貝の釜めし」「厚揚げ入りきりたんぽ鍋」を作りました。
途中の「あら伊達な道の駅」で購入した「厚揚げ」はおすすめです！



しんしんと雪が降り、銀世界が美しい夜でした。


■高東旅館

〒989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉築沢23-1
TEL 0229-84-7220
外来入浴は温泉シール利用（11:00-15:00）
※シャンプー、石鹸なし　

泉質：含硫黄・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉　低張性中性高温泉
源泉:東五郎の湯　58.2℃　pH7.2