日常のことばたち

時々落ち込むこともあるけれど、いまを生きるんだ。

何だっけな・・・

2005-08-18 23:16:22 | 日常
仕事から帰ってきて、今日も走ってきました。
朝は昨日の疲れが残ってて、鉛のように重たい身体だったけど、
今日のランニングはなんだか軽やかだった。
少しずつスピードがあがってる。
いい感じだ。

何を書こうとしたんだっけ。
ボーッとしてたら忘れてしまった。
まあいっか。
こんな日もある。

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熊本から関東へ引っ越してきた理由

2005-08-18 15:46:46 | 日常
熊本へ帰ってから、親と親戚の何気ない話で
熊本から関東へ引っ越してきた理由がわかりました。
それは、私たち兄妹の病気、突発性拡張型心筋症でした。

拡張型心筋症。
心臓の筋肉に生ずる原因不明の病変により、心腔の拡張、収縮力の低下を引き起こす疾患。
我が国のある統計によると、
診断されてから5年生存している人は53%、10年生存は22%とされています。
死因としては、心不全と不整脈があります。
また不整脈や心不全の重い人では、心臓の腔内に血の塊り(血栓)ができて、
それがはがれて血流に乗って流れると脳の血管などにつまって脳梗塞を生じたりします。
(難病情報センターより抜粋)


引越は親の仕事の都合とばかり思っていたので、驚きました。
私たち子どものためだったとは。
親の話によると、
小学校のときに、兄、私、妹の三兄妹は、健康診断で心臓に雑音があると言われました。
近くの病院で検査してもらったところ、熊本市内の大きい病院を紹介されて、そこでも検査しました。そこで突発性拡張型心筋症と診断されたようです。
熊本市内の大きい病院の先生に、循環器科の名医を紹介されて、関東へ引っ越してきたということでした。

確かに、引っ越してきて間もなく、病院に入院して、手術室へ入り心臓を詳しく調べるカテーテル検査をした記憶があります。子どもながらにとても苦しかったのを覚えています。
検査の結果、思春期や大人へと成長する段階に注意するように言われたそうです。
その時期だったのでしょうか、
兄は高校二年の通学途中に不整脈で心肺停止。5~10分後に救急隊員の心肺蘇生で息を吹き返しましたが、重度の障害が残りました。
妹は小学6年の通学途中に同じ不整脈で心肺停止。学校の先生方の心肺蘇生も届かず、他界。
ここのブログで既述しましたが、
私は心臓肥大が治まり、今のところは普通の生活は送れています。

子どもたちの心臓の治療のために、幼い頃から住んでいた熊本から新しい土地である関東へ引っ越したときは、どんな気持ちだったのでしょうか。
引っ越してから16年経ってから、その理由を知ることになるとは・・・。
うちの親はそういうことを子どもには一切言わない。
今も半年に一度は心臓のレントゲンと心電図を撮ります。
このまま心臓肥大もおとなしくしてくれればいいんだけど。

熊本から関東へ引っ越してきた理由。
それは心臓の治療のため。
驚きました。

でも、こっちへ引っ越してきたおかげで、
人生はいろいろ変わっていった。
いろんなことを学んで、いろんな人と出逢って、大学行かせてもらって、結婚もできて・・・。
病気持ちだけど、幸せだったと思う。


コメント (2)
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