一通り見たところで、観光案内所に戻ってみる。案内所には教会堂についてもう少し突っ込んだ説明が残されている。この教会が何故最高傑作と呼ばれるかと言うと、ガウディが構想、設計段階から一切外部からの干渉を受けることなく作れた教会とされている事に由来する。
この建築において有名なのが上に掲げた写真である。何をしているかと言うと、放物線を多用した曲線を作り出すため、紐を天井からさかさまに吊り下げているのである。「逆さ吊り実験」「逆さ吊り構造模型」などと呼ばれている。紐のあちこちにくっついているのは空気銃の弾丸を詰めたものである。最終的にこれを紙で包み、それを写真に撮り、その上でデッサンをしたという。19世紀末と言えばコンピューターも何もない時代である。よくこれだけ創意工夫をしたものだと感心する。
下写真はいずれも観光案内所のもの。一番左は恐らく最終完成予想図。中央は観光案内所の2階にある復元された逆さ吊り模型。最後はその模型の下にある鏡で、完成予定図を想像することが出来る。
この建築において有名なのが上に掲げた写真である。何をしているかと言うと、放物線を多用した曲線を作り出すため、紐を天井からさかさまに吊り下げているのである。「逆さ吊り実験」「逆さ吊り構造模型」などと呼ばれている。紐のあちこちにくっついているのは空気銃の弾丸を詰めたものである。最終的にこれを紙で包み、それを写真に撮り、その上でデッサンをしたという。19世紀末と言えばコンピューターも何もない時代である。よくこれだけ創意工夫をしたものだと感心する。
下写真はいずれも観光案内所のもの。一番左は恐らく最終完成予想図。中央は観光案内所の2階にある復元された逆さ吊り模型。最後はその模型の下にある鏡で、完成予定図を想像することが出来る。