スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
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江戸東京たてもの園2024その5

2024-06-30 21:45:39 | 日本国内旅行(江戸東京たてもの園2024)




















そしてこれは写真館の道をはさんで反対側にある「三井八郎右衞門邸」である。7年前には「そこまで感銘を受けるに至らなかった」と書いていたのであるが、改めて見てみると、恐ろしくお金がかかっていることは間違いないのである。「三井八郎右衛門」は三井家総領家である北家の当主が代々名乗った名前で、この家は第11代当主である高公(たかきみ)の家である。上から4枚目写真が高公の肖像画である。戦前にロンドンに留学歴があり、1939年には納税額で全国一位になったとか。また自動車の愛好家であり、ベントレーをはじめとして高級車を10台以上所有していた。これは戦争後、1952年に建てたものである。財閥解体を経てだいぶ三井家のパワーは落ちていたころであるが、それでも全国各地の屋敷から調度品を運ばせて部屋を飾った。上から5枚目写真のシャンデリアは大磯の別荘から運ばれたものである。上から7・8枚目は裏の土蔵に展示されていた長持で、妻の鋹子(としこ、越前松平家当主の長女)が輿入れの時にこの長持に何個分もの調度品を持ってきたのだという。つくづく一般庶民とはかけ離れた世界である。一番下写真は庭から見た屋敷の写真である。
Wikipedia「三井八郎右衛門」
江戸東京たてもの園その17
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