「投手論」(吉井理人著、徳間文庫)を読み終わった。理論書というよりも、どちらかと言うと自伝に近いかもしれぬ。日本ハムファイターズは以前から好きなチームの1つであるが、選手の裏話などは読んでいて楽しかった。
印象に残ったこと。筆者は「グラウンドボールピッチャー(相手打者にゴロを打たせる投手)」と「フライボールピッチャー(相手打者にフライを打ち上げさせる投手)」に分けており、あの技巧派左腕でならした武田勝投手を「典型的なフライボールピッチャー」と分類していた。意外である。「日本では打者は打ち上げないように指導されるのに、投手は低めに投げてゴロを打たせるように指導される。高めを勝負球にしてフライを打ち上げさせる投手がいても良いのではないか」とも記す。確かに言われてみればそれはそうである。逆転の発想である。こういう考え方をしても良いのかも。
Wikipedia「吉井理人」
印象に残ったこと。筆者は「グラウンドボールピッチャー(相手打者にゴロを打たせる投手)」と「フライボールピッチャー(相手打者にフライを打ち上げさせる投手)」に分けており、あの技巧派左腕でならした武田勝投手を「典型的なフライボールピッチャー」と分類していた。意外である。「日本では打者は打ち上げないように指導されるのに、投手は低めに投げてゴロを打たせるように指導される。高めを勝負球にしてフライを打ち上げさせる投手がいても良いのではないか」とも記す。確かに言われてみればそれはそうである。逆転の発想である。こういう考え方をしても良いのかも。
Wikipedia「吉井理人」