2017地域公開研究発表会。

　今年も発表会に参加しました。ゆめみらい学園　地域公開研究発表会が開催されました。

　テーマは「今の課題に向き合い、未来をよりよく生きる力を育てる」～｛社会参加力」を育む授業づくりを校区一貫して進める～で、午前中は小学校の１～５年、午後からは中学校でふたつの小学校６年合同授業と７～９年生の授業がありました。

　わたしは午前中は赤大路小学校、午後からは全体会がある第四中学校に行き見学しました。それぞれの学年を見学しましたが、それぞれ授業者は工夫をこらして進めていることがわかりました。

　そんな中、先生と生徒のコミュニケーションが日常的にできているクラスでは、授業の進行が楽しく活き活きしているところがみれました。

　授業終了後、全体会にも参加しました。主催者の学校長からのあいさつや事務局からの取組経過等が報告された後、鳴門教育大学の葛上教授からの指導助言を受けました。葛上さんには８年間この校区にかかわっていただき、丁寧な指導をしていただいていました。

　全体会のメインは、筑波大学の藤田教授から、新しい学習指導要領と社会参画力の育成ーゆめみらい学園に期待することーという演題で、２時間の講演がありました。

　次期学習指導要領で求められる「社会参画力」についての詳しい話を聞くことができ、これからこの校区が取組んでいくことなど、具体的な報告性を示していただいたように受け止めることができました。

　発表会を終えて、さらなる小中一貫教育の充実と連携の強化を図りながら取組を進めていかないといけないことを感じるものでした。