坂道のアポロン 第1話 モーニン/Moanin' △+
ぶっちゃけ「菅野よう子さんの音楽付き映像」
なんて視点でも視聴の価値がある。
「ジャズ」を聴くのに舞台を現代にせずにいろいろウェットな
ン十年前の日本をもってくるのも的確かと、それに加わる九州の
世態風俗も興味を惹かれるし。
千太郎がドラムをしばくとこなんかヌルヌルすぎて流石にやりすぎかも
しれないけど、音楽を演奏している人ってのは独特のムーヴが
あるからこんなものかもしれないね。
「お前の音楽にはスウィングがなか!」ってのはジャズの人の定型句ですな
便利なんだよね、決まり文句として。ただ説明を拒否するとこもあるな
そのあたりも九州男児っぽいっちゃそうかもねえ。
つり球 第1話 テンパってフィッシング △
舞台が「日本」なんだけど前時間番組とのあまりの違いに驚くねえ
「スマホ」であんでもかんでもその場でググって情報収集俺クールだけど
自己紹介も満足にできないのはまあ人間が変わってないってあかしだね
さて、「巻き込まれ型」だから何が起きても不思議はナッシングだけど
「釣り」と「宇宙人」と野郎同士が「友達になろう!」って展開は
ワタクシには引っかかる所が無く視聴していてちょっとつらいかな
脇目で見る分にはいい感じだけど
さんかれあ 第2話 成功…してた △+!
礼弥のオヤジがいい仕事してますねェ
言行もさることながら、顔な!
ふつー漫画とかアニメのキャラにホクロを1つ以上付けたりしない
不文律を豪快に破ることであの気色悪さが生み出されている
こういう異質な人が出てくると異質なおはなしに真剣味がでる
女の娘をダシにする定形がありながらハナシの真剣味がまだ生きている
ゾンビを扱う話しなのにね。
エウレカセブンAO 第1話 ボーン・スリッピー △+
「日本軍」とか「ガイジンの子供」とか正面から挑発してくるとこは
エウレカをや(演)ってるってすべりだしですね
とりあえず何か空跳んでて爆発ボーンなら1話は見られる
あとはまあ「スマホ」か、どいつもこいつもって感じだけど
それを登場人物の手から奪い取る事態を発生させるのが第一歩ってなってるね
もちろんそれはアニメを視聴しながら弄ってる視聴者への挑戦でもあるけど
夏色キセキ 第2話 ココロかさねて ○
こういうハナシを待っていたぜw
カメラの目線がいやらしくないのがイメージヴィデオの功徳とでもいおうか
あとはそれぞれの掛け合にも追いかけっこがあるから
息せきるとことかあるのがうれしい、ナマっぽいのがオタクにはうれしいのです
ハナシとしてはベタを通り越した古典回帰だけどやっぱ有効ではある
現代の映像技術がそれをどう処理するかっていう視点になるかな
ここだけ視て感じることは背景が奇麗なのと跳んだり走ったりがやりやすくなったって
あたりかなあ、それだけだけどそれがどんだけ大変なんだかな。
あーあとお隣のお母さん同士が仲いいってのは何か安心しますね。
Fate/Zero 第15話 「黄金の輝き」 ○
「勝利を約束された剣」の裏でのかけひきと攻防もまた立派なモンですね
金ピカの空翔ぶ法具を現代の戦闘機が撃沈したのがちょっと興味深いかな
まあ黒っぽい人が限界行使してたってのもあるけどね。
ジルドレさんとか金ピカの人達って真面目にやればやばいんだろうけど
損得抜きで自分たちのやりたいようにやってるのがよい
キャラクターを立てるってとこもあるけどハナシに刺激を与えてるとこもいいね
まーたいがい刺激物いっぱいなおはなしだけんども
スマイルプリキュア! 第11話 プリキュアがチイサクナ~ル!? △+
ちいさいおともだち
教育的にはこういう「昆虫」ってのを出すおはなしがひとつはね
私ぐらいのオッサンでも「昆虫」を扱うはなしってのはだいぶん少なく
なってたから今のリアルなちびっ子達にとっちゃ空想上の存在に近いかもね
かといってあんまり説明的にせずに、なおちゃんを活かしながらハナシを
パワフルに動かしていくのがいいですね
あとこういう「大きくなる⇔小さくなる」って古典的な映像を提供することに
よって未来の映像作家達に基礎的な素養を与えているってのもあるかもね
まあ、考えすぎか。
未来日記 第26話 初期化 とようやくまとめ △(+)
一万年と1年ぐらい前から愛してる
最後の3周目ハッピーエンドへの帳尻合わせなんかは因果律ナメてんじゃ
ねーぞって感じるけど、今更そこに拘るのもつまらんか
結論的には「殺人ゲームが無い3周目の方がみんなハッピーになれる」って
いうおそるべきニヒリズムなんだよね、いっそ喜劇かもしれないけど
まあ「たった」2周しかしてないからこうならざるをえないというか
こういう「繰り返すセカイ」ってのはそれこそ8周ぐらいしないと効果がでにくいかもね
あーでもやっぱり8周はイヤだなあ(笑)
でも、「2周目」は「前回をふまえて」もうちょっと「上手く」そして「確かに」
人を救えてもいいんじゃないか、とは思う、明らかに寸が足りないけど
エンタテインメント的にサクっと人を殺して救うってやったら
「最後の2択」ってのもサクっとやらなきゃならなくなるからねえ
「壊れてもいいもの」を積み重ねてできた果てはユッキーのような
「どうでもいい感」が一杯ではある、多分彼の由乃への一万年恋慕とは逆のベクトルで。