意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

がんばるとき つらいとき 夢が紡ぐお話が好き (アニメ感想)

2018-01-21 23:12:24 |  アニメ感想2018年・一季






グランクレスト戦記 
第1話  契約 と 第2話 野心 と 第3話 戦旗 △+







テオとシルーカの関係性が大きいね
純朴な青年と才知あふるる軍師兼ヒロインの両軸
特にまあシルーカさんがなんというか「ファンタジー」的な要素や
「当代の物語のずんずん感」まで一手に担っていて
「ちょっとやりすぎ」って爺さんに窘められるのも無理からぬといったところ。
まあでもシミュレーションゲームの「地方統一」あたりまでの
最も楽しい時期をやっているね、力もついてきたけど
まだまだ障害も大なり小なり盛りだくさんといった忙しさがそういう感じをうける
あとはまあ「野郎共」が一杯いるのも(男女比が5:5でも脅威的)
当世の「ファンタジー事情」においては気を吐いているといえるかもしれないね
テオさまも含め万能執事・豪傑・イヤミな魔法使い・その他もろもろ
「それっぽい」かたがたを取りそろえているね、ニートの異世界転生した男の主人公と
あとは女の娘ばっかり出てくるハナシを書いているそこの御仁は見習うようにw










BEATLESS 第1話  Contract △+







責任を取って下さい






「特に何もしなくていいけど権限がないんで責任だけ取って下さい」とか
「AIの時代」が始まった当邦ではなかなか意義深いメッセージだわな
別に架空のおはなしでは「主人公は無能だけど周りの有能な【何か】と
うまくやってゆく」という形態は上記のシルーカさんを引き合いに
ださなくても、ごまんとあるということだ。
そしてそれなら「何で【無能】な奴らにより有能なワレワレが従わにゃ
ならんのだ」という対立項を持ち出せば、ハナシは成立しよう。
しかしまあこうやって「パニックもの」でも無い限り
「一般市民」をほとんど完全に排除して、美少女がバトルするって
ことに関して当邦のアニメーションは異常に技術が発達してしまった
という感慨があるわなあ、それは某ジ●リ的なそれとは正反対の
歪んだ欲望が(元はそうではなかったかもしれんが)
作る側・見る側を巻き込んで螺旋のように駆け上がっていった結果だ
そしてまたボクタチは「こんな娘現実におらんやろ」というファンタジーを
その異常さも織り込んでたのしみつづけるのだ。










キリングバイツ 第1話 牙の鋭い方が勝つ と 
第2話 やっばい惚れちゃいそう △+






やっぱまあ「女を車に連れ込んでパコろうとした所を逆に皆殺しにされる」
ぐらいのことをハナシ上は許容されるぐらいの文化は維持したいとこですわな。
「ゴミ捨て場でストリートファイト」とかこうジャンキーな魂に火がつくシュチュ
こう「男共が見るハナシ」なんで基本的には女の娘が裸にちかい方が
たのしいのだけど、「生物学」的には女性の方が「メタモルフォーゼ」とか
「変化」に強いんで、こういう人体改造モノにおいて女性が活躍するのは
五分の理があるわけだ、と同時に「まだ」女の娘を性的な目で視聴する
たのしみがあるわけだけどもっとこう場が煮詰まってより「獣」に
ちかくなってくるとそういう目で見る愉しみとはまた違う愉しみを
提供しなければならない一種の「試練」が当作品には待ち受けているとおもう。










ハクメイとミコチ 第1話 きのうの茜 と 舟歌の市場 △++







「鳥探し」とかおそらくこの世で最もヒマな人(こびと)が
やることにちがいないw でもまあちょっと前まで人類は
(おそらく今もどっかの子供が)「今日は鳥を一日追いかけよう!」
っておおよそ追いつけないのを前提に、すてきな経験を得ているのに違いない
それが10分でまとまって映像としてでも経験できるのは「もうけ」だろうて。
「市場」の描き方がすごいねえ、市場っちゅうても「効率化」した
現代のそれではなくて、「物々交換はじめました」ってかんじの
「共同体」の暖かさが感じられる場所だね
「市場」が発達した結果「個人裁量のあきない」が「バカものやること」に
なってしまった当邦の商業事情においてはこのホビットたちの生活には
「失われた何か」を感じないでもない。








スロウスタート 第1話  はじまりのどきどき 
と 第2話 うんどうのはぁはぁ と 第3話 なみだのぽろぽろ △+







初日からよい友達を得て、これ以上はないすべり出しだよなあ
でもまあ「きらら4コマまんが」的には珍しいことではないわけで
それがハナシとして成立するのは花名ちゃんが「1年遅れ」
で高校をスタートさせているからで、そうであればこそ
初日の不安も運動不足のからだも友達が遊びに来るのも
「意義」が発生する、というしかけだ。
ま、でも「高校受験浪人」とか「学校にはもう行かない」とか
思ってもおかしくはないかもな、昔は結構そういう人もいたろうけど
このぐらいの年頃の1年違いってのは確かに大きいかもしれない
そういう「違和」を「許容」していくのが当作品が持ち上げたテーマで
そこをないがしろにしないなら当作品は他の無意義な作品よりは
確かに一歩抜きんでることができよう。










ポプテピピック 第1話 出会い と 第2話 異次元遊戯ヴァンヴー と
第3話 ザ・ドキュメント △+!







中指をおっ立てろ!






しかしまあこれぐらいのパンクさで「かぶいてる」って当作品
持て囃されるのだから普段どれぐらい社会に抑圧されて
飼い慣らされているのかね、ボクら(笑)
まったく面白くない視点で見ると、作品を構成している「皮(主に中の人)」の部分で
感想が終止していて、肝心の「中身」について驚くほど印象がうすいのね
まー「えいえい怒った?」とか「もう見た」とかココロが動くワードが
飛び出す時もあるけど、きほんは「パロディばっかのくっだらねー作品」で
あると自己言及しているわけで、しかもその自己認識もそうパンキッシュではない。
とまあとりあえず「アンチ」な意見を言ったんで、満足であるw
あ、あと「中の人」で印象がだいぶん変わるのはちょっと面白いかも
「男」だと「ふざけてる」ってかんじで「女性」だと「ヒステリー」という
印象で本来のポプとピピはポプがキレてピピが抑える形式がやや多いから
やっぱし女性が演じたほうがしっくりくるってのはあるかもね
まあ、こんなクソ作品、どういじろうが勝手だがww











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エンドレス・エバーガーデン... | トップ | 最終的に皆うんこになるんだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメ感想2018年・一季」カテゴリの最新記事