おはようございます!
太陽光発電の売電は所得として申告しなくていいのか?
雑所得が20万円を超える場合には、申告が必要ですが、
結論!
一般的な家庭で太陽光発電を導入する場合(10.5KWも含む)、ほとんどのケースで確定申告をする必要は発生しません。
確定申告のこの時期
太陽光発電で確定申告をすることが必要になる場合とは、給料以外の年間の所得が20万円を超えた時になります。)ここで注意していただきたいのが、売電収入なのではなくて、「所得」であることです。所得というのは、収入から必要経費を差し引きしたものとなります。
太陽光発電システムの導入費用のうち、自家発電に使用した分は、経費して参入してはいけないことになります。
また17年で減価償却、
太陽光発電システムの導入価格・・・・5kW170万円
一年当たりの減価償却分・・・・170万円÷17年=10万円
年間発電量・・・・6,000kWh
年間売電量・・・・4,800kWh
年間売電収入額・・・・182,400円
減価償却分のうちの経費参入可能額・・・・10万円×4,800÷6,000=80,000円
太陽光発電による所得額 182,400-80,000円=102,400円
つまり、このケースでは確定申告をする必要はないということになります。
よって、一般的な家庭で太陽光発電を導入する場合、ほとんどのケースで確定申告をする必要は発生しません。(税務署でも確認済み)
個人の事情により、異なる場合もありますので、不安な場合には、最寄りの税務署にご確認下さい。
伊達丸 yuzu