おはようございます
以前書いたブログの再放送…
今日は、中古住宅の選ぶポイントその①について
中古住宅を探している時、「居住中」「空家」とに分類されます
そして所有者が業者・個人の場合とに分かれます
この所有者が「業者」と「個人」では購入者側からの目線で大きなメリット・デメリットがあります
今回は業者所有の場合についてお話します。
簡単に申し上げますと所有者が業者のほうが購入者側にとって大変有利且つ安全な取引ができるのです
大きな理由としては瑕疵担保責任が業者には課せられるので建物の躯体については傾き・水漏れ・白アリ・その他構造上主要となる木部の部分に関しては引渡しから2年間は売主が責任を追う事になります
それと、隠れたる瑕疵(欠陥)が見つかった場合もその対象になります
中古住宅で売主が業者の場合は、前所有者が何らかの事情で個人が業者に買い取ってもらったケースと競売で落札した場合が殆どです
業者は事業として物件を仕入れて転売するわけですから物件をキチンとした商品として世に送り出すようになります
個人所有の場合で多くはこの瑕疵担保責任を免責にして契約します、簡単に言うと何かあっても責任は持ちませんという事です
例え損害賠償が発生したとしても相手は個人です、資金的余裕のある方なら良いかもしれませんが余裕のない方は何かあったとしても無い袖は振れないということになれば責任を追及して賠償させることは困難でしょう
それに代わり売主が業者の場合は会社が存続している以上は社会的に責任は取らなければなりませんので逃げる事はできません
以上の事を踏まえると中古住宅の購入方法が少し見方が変わってくると思います
個人所有がダメと言っているわけではありません、いろいろなリスクやメリット・デメリット等を総合的に考えて決断するのが大事です
【個人所有】 1380万中古 居住中リフォーム無し現況のまま引渡し
【業者所有】 1680万中古 空家リフォーム済み
さて、どちらがお得なのでしょうか?こういう風に考えてみると面白いですね
福島市 伊達市 不動産屋さん 伊達丸 yuzu