『今日の一冊』by 大人のための児童文学案内人☆詩乃

大人だって児童文学を楽しみたい、いや、大人こそ読みたい。
ハッとする気づきのある絵本や児童文学をご紹介♪

絶景&実はそこに“ある”

2017-02-19 23:55:38 | 徒然


「お母さんに見せたい景色がある」
って今日は夫と長男に連れ出されて、上記写真のような絶景が見えるポイントに連れて行ってもらいました。眼前に広がる地平線、右手に見えるのは江ノ島。空が心なしかちょっと近くて・・・、おおっと、トンビも近い(笑)。

実はこれ、うちから歩いて1分のところにある裏山登ったところから見た景色なんです。こ~んなに近いけれど、うちの窓からは海は谷戸の間からチラッと(しかも枯れ木になる冬限定)しか見えなくて、まるで違う場所
「ここに住みたい!ねえ、ここに住もうよ!」
と大はしゃぎの三男(4歳)。もんのすごい近くに既に住んでますから~。ほぼ、直角にすら感じられる、難易度高い山の斜面をスイスイ登る三男、さすが青空自主保育で日頃から鍛えてるだけありますなあ

こんなに近いのに、裏山今まで登って来なかったのは、実は私、高所恐怖症なんです。登るのはいいのだけれど、下りはガクガクブルブルでござんした

最近実感することなのですが、自分が望んでいるものって、すでに実はそこに“ある”なあ、って。今日の景色しかり。ちょっと視点を変えたり、ほんのちょっと手を伸ばしたら、実は既にあったりする。自分が見えてない、見ようとしていないだけなんだなあ、って。

夫や子どもたちに対する不満。そこ見てたら“かわいそうな私”かもしれないけれど、でも視点を変えたり、ちょっと俯瞰してみると、自分の望んでいる幸せはそこに既に“ある”んですよね。三兄弟仲良くゲラゲラ笑いながらじゃれ合って。長男が問題児だと思ってた頃では考えられない光景。神ノ木クリニックで言われた“気にしない”を実践して、長男は全然問題なし!と思ったら見えてきた、そこに“もともとあった”光景。自分がちょっと動いて視点を変えるだけ。

本当に人生って学びの連続で、面白いなあ、としみじみ思う今日この頃です



そんなご機嫌な子どもたちから、「やっぱりお母さんの愛情のこもったスイーツが食べたいな~」ってリクエストされたので、遅ればせながらバレンタインのチョコバナナタルトを焼きました♪フォークなしで食べそうな勢いのワンちゃん・・・いや、子どもたち。大喜びのあとは、誰が残りの1個を食べるか、壮絶バトルが繰り広げられたのでした。ああ、サバイバル