プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

道の駅太良の食堂で久しぶりに爆発しそうになった。

2015-06-28 | 社長のつぶやき

道の駅太良で出張展示中である。

 

何の因果か、初日の昨日は

結構なお日和で・・・

 

当然のことながら訪問客は少なかった。

少ないなかにも、現在キャブコンを検討しているとの事で、

「鳥栖にあるんですか。必ず行きます。」 

 

それだけでも十分である。

 

そうはいっても暇には違いない。

暇であっても、お腹は普通に減る。

レストランというか食堂に行き、昼食をとる事にした。

 

食券機の前に二組の年配の夫婦がいた。

これがメニューがなかなか決まらない。

どうしたわけか4人全員が同じメニューでなければいけないのだそうだ。

この4人には、どうしても犯せぬ掟があるらしい。

3分ほど喧々諤々の議論の末、ようやくチャンポンに決まったようだ。

一人のバーサンがまとめて金を出すようだが、

 

「あ、一万円札しかなか。」

 

ここでも、

他の誰かの財布から出すわけにはいけない事情があるらしい。

店員を呼びつけ両替させる。

 

バーサンが千円札を食券機に差し込んだ。

むなしく千円札は差込口から、はらりと落ちた。

 

3回も。

 

そのたびに前の4人は大騒動してドタバタと拾う。

不器用にもほどがある。後ろの私は苛立ちながらも黙って待った。

 

なんとかお札を入れることが出来、無事発券も終わったようだ。

ようやく私の番が来た。

と思いきや、

 

「ノンアルコールビールば飲まんといかん。」

 

突然、一人のジーサンが思い出したように言い放った。

また店員のオネーちゃんが呼び出された。

 

「発券機にありますから(怒)。発券機で買ってください!」

オネーちゃんは、いい加減にしろとばかりに憮然として言った。

 

そのとおりだ!

危うくオネーちゃんを抱きしめるところだった。

 

かの人々は構わず、今度は誰と誰が飲むかの議論が延々と続いた。

飲みたくない理由をくどくどと弁ずる人物もいた。

今、この状況でその理由を1から10まで言う必要は無いはずだ。

傍観者の私が、そのジーサンがそれを嫌いになった顛末を理解したほどだ。

 

 

私が爆発する時間まであと1秒と迫った、まさにその時、

 

「じゃあ、わし一人で飲む。」

とジーサンが発券機のボタンを押した。

 

からくも危機は回避された。

 

 

 

 

 

ここまで徹底的に、周りが見えていない日本人も珍しいと思った。

10年前の私なら、とうに怒鳴り散らしていた筈だ。

 

私の番になった時、電光石火でボタンを押したのは言うまでもない。

(地物の赤貝のかき揚げ)

やっと、テーブルに座ることが出来た。

 

あのグループは遠くのテーブルで、なにが楽しいのか、尚も盛んに哄笑していた。

 

とっとと食べて、とっとと店を出た。

やれやれである。

 

 

 

 

今日は天気もよさそうだ。

しっかりビラ配りをしなくちゃ。

 

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