紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

久しぶりに連句を巻く

2012-10-26 08:30:13 | 7・連句・俳句・短歌
今日から連句がスタートした。
6人参加で早巻き歌仙である。早く巻くのは久しぶりなので、ちょっとわくわくする。


発句として集まったのは以下の句。
甲斐の里 ぶどう祭りで はしゃぐ子ら

故郷や 秋の祭りの にぎやかさ

藁葺きの 村の教会 小鳥来る  

連山の すつきりと見ゆ 刈田風   

思ひ出を ひとつこぼさず 零余子(むかご)とる  

夕闇に 冷たき秋の 小糠雨

千輪の 夜空を飾る 秋半ば

耳たぶを 拭いて良夜の 顔となる

学会の 夕べ恩師に 新酒つぐ


その中で、「零余子の句」が一番たくさんの票を集めて発句となった。

Blog・連句の部屋で連句を詠んでいく。


◆ 今まで巻き上げた歌仙


20年近い間に、けっこうたくさん巻いてきた。楽しく巻くのが一番。
そして、私としては、他の連衆が今何を考えているか、また今世の中がどうなっているかが、後でわかる句が、けっこう好きである




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