当ブログにおいでいただいているcanさんのコメントからヒントを得て
福島県福島市の五色沼と桶沼の水色の変化を追ってみた。
もちろん、水に色が着いているわけではない。
気象条件などから光の屈折率が異なり、水の色が変わったように見えるだけである。
この場所を選んだのは、定点観測とまでいかずとも
ほぼ一定の場所で水面を写した写真がある程度揃うし
五色沼も桶沼も気象条件によってはかなり美しい水色を眺めることが出来るからだ。
では、まずは桶沼から。
【2007年6月19日】桶沼園地にて
【2007年10月8日】桶沼園地にて
【2008年6月24日】桶沼園地にて
【2008年8月13日】桶沼園地にて
【2009年9月22日】桶沼園地にて
では、お次は五色沼。
【2007年6月19日】一切経山北側中腹にて
【2007年6月19日】家形山中腹にて
【2007年8月15日】一切経山にて
【2007年9月27日】一切経山にて
【2008年6月25日】一切経山にて
【2008年8月13日】一切経山にて
【2009年8月12日】一切経山にて
【2009年9月22日】一切経山にて
【2011年5月4日】一切経山にて
【2011年8月15日】家形山にて
【2011年8月15日】一切経山北側中腹にて
【2012年6月30日】一切経山にて
今度はどのような色を見せてくれるのか、楽しみである
そこでは、「みどりの色は元気色 生きてる色だよ」と歌われています。
萌え~、なんて、まさにみどり。
みどりご、なんて言い方もあるように、生命力が宿っている色なのかもしれません。
空や水や夜明けの森に毎日違う雲が流れて、それを眺めているだけで。
天気を見て、多分悪くはないだろう日を選んで山に入ることは出来ますが、それも確かではなく、あとは山の御機嫌次第。
人間の力なんて、たかが知れています。
そういう、人知の及ばぬ恐ろしくもあり美しくもある何ものかに触れた時に感じる、畏敬の念の対象を、「神」と呼んだのかもしれないな~、なんて思うことがあります。
美しい空と大地を汚し、その地に住む人々を苦しめる愚考を、我々は繰り返してはなりません。
ところが、大飯原発再稼動の一連の経緯を見ても、鹿児島県知事選挙の結果を見ても、自らの手で自らの首を絞めるような結果となっています。
それでも、百歩譲って、自分で自分の首を締めるだけなら良しとしましょう。
しかし、実際はそれだけで済まないことが、福島第一原発の事故を経験して、わかっているはずなのに…。
空は続き、水は流れているのです。
季節ごとお天気、雲の感じ、空の色いろいろが絡み合って、いい色ですね。
神様がいるならば(まあ世の中いろいろ何とかしてほしいこと、文句言いたいことあるけれど)、それはそれ、空と水を見ていると癒されてしまう、爺様です。いいですねえ、。
五色沼と桶沼は気象条件や周囲の植生の状態によって水色が変化するのですが、それに比べると鎌沼は変化が少ないと思います。
残雪期に、鎌沼の氷が融けた水面部分が無雪期と比べると青みがかって綺麗だなと思ったことはありますが。
その差は、何なのでしょうね。
水深か、水底の状態か、あるいは水面を眺める地点での光の反射角の問題か、と推測していますが、面白いですね。
機会があればどの物質が、どんな色を反映するのか調べてみましょう。(当然解る範囲で)
生命保険契約内容の再確認と、ダーリンのチェックを!!