道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

ドンキホーテ1号店グルメ

2006-06-04 17:51:47 | 街中
一昔前、放火で有名になったドンキホーテ、
実は府中店が1号店なのである。

昔から地元民としてよくお世話になっており、
「あそこで万引きしたら、警察にも突き出してもらえないらしい」
というオソロシイ噂とともに親しんできた。

そんな1号店、半年くらい前に一時閉店となっていたが、
6月1日に新装開店したので久しぶりに行ってみた。

二階や三階ができた分、前のごちゃごちゃした感じは少し薄まったが、
商品の雑多さはさすがドンキホーテである。
そして、ペットボトル飲料の価格を見ると、税込み103円のものが多く、
最近勢力を伸ばしてきている「99円SHOP」に対抗しているように思われる。

相も変わらずかと思いきや、
UFOキャッチャーコーナーがあったり、休憩コーナーができたり、いろいろ変化もあったが、
中でも注目すべきは、佐世保バーガーの「gets」なる店である。

佐世保バーガーと言えば、アメリカ海軍相手にハンバーガーを作ったのが始まりという、
日本ハンバーガー史において欠かすことのできない重要なポイントであり、
近年では「ご当地B級グルメ」としてブームになっているという。
東京にも「ZATS BURGER CAFE」という店が高円寺にあるといい、
気になっていたが、食べたことはなかった。
それが、府中にできたというのだから、これは食べてみない手はない。

というわけで、すでに飲み会帰りでお腹いっぱいであったのにも関わらず、
一個買ってみることにした。

注文しようとカウンターに行くと、そこからハンバーガーを作っている姿が見える。
その場でハンバーグを焼いたりたまねぎを切ったりしている。
注文すると、「7分ほどお時間をいただけますか?」
どこかのハンバーガーチェーンのような作り置きではないようである。

手間がかかっている分、値段は700円前後と高めではあるが、
なかなか美味しい。
具もまあ、そこそこ入っている方であろう。


以前にも、ドンキホーテ府中店では、駐車場脇で、
ドネルケバブやらタイラーメンやら、ちょっとエスニックな、
くせのあるファーストフードが売られていて、
味もなかなか良かった。

しかし、それ以上に、この「佐世保バーガー」というのはウケるのではないだろうか。
味はまあまあであるが、「日本で最初に作られたハンバーガー」というのが強い。

最近の規制緩和の一環で、地名を用いた商標登録がしやすくなり、
「ご当地○○」が増えてきているという。
「グローバル化」によって「ローカル化」の志向が高まるというそんな話もあるが、
ともあれ、珍しくて美味しいものが食べられるのは良いことである。

食べながら、こんなことを考えていたのである。


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