昨年、アルバイトで大阪へ行った時のことである。
その日の仕事が終わり、宿のある十三(じゅうそう)駅に降り立つと、まずキョーレツな出迎えに遭った。
病院の広告なのであるが、とにかくこの「十三(とみ)ちゃん」の宣伝かというくらい、ぬいぐるみの写真が大半を占めている。
駅構内の広告というのは、かなり高額の広告料を収めなければならないのが普通であるが、ここで大枚をはたいてこんな写真を大きく貼り出すのだから、ウケ狙いとしか思えない。
さすが大阪である。
駅から出て、商店街の傍を通ると、更に凄まじいものを見つけた。
アトムでも波平でも、混ぜてしまえば問題無いというのは、かつてのサザエボンを思わせる発想である。しかし、これを商店街のマスコットキャラクターにしてしまうのだから、気合の入り方が違う。
このあたりは、なかなかお盛んな繁華街なのだが、店名もやはり尋常ではない。
「俗武者」などと、いかにも俗っぽい名前にしてしまうのが、逆に笑いを取ってオシャレにも思えて来る。
更には、こんなものまで。
まず、「タコヤキナン」とはいかなる食べ物かと思う前に、「コ」「ナン」が太字で、フォントも例のマンガの題字そっくりになっていることに気が付く。
当時は、なんじゃこりゃ、と思ったのだが、
どうやら、元々は「名案内コナン」であったために、このような店名になったらしい。
産経ニュース2009年12月20日付
十三には、他にも「ジャパネットたかお」という案内所もあるらしい。
どうやら、この十三という地域が特に凄まじいのだろうが、
しかし、他の地域にも、お笑いセンスを爆発させたものがある。
「大阪キリスト教短期大学」の略称が「きりたん」。
なんだかアニメキャラクターの愛称を狙ったかのようだが、
うっかり「キリシタン」にも見えてくる。
また、これはどうやら尼崎まで離れるらしいが、
葬儀社の名前がキョーレツである。
しかも、これ、撮影は2009年12月4日だから、金曜日。
確かに、一般に日本の葬式は、そのまま宴会になることが多いが、しかし、よりによって金曜日の葬儀を「花金」という会社に頼むことはないだろう。
「花金」というのは、今では死語かもしれないが、遺族が知らないことはないだろう。やはり、故意に選んだのではあるまいか。
関西人、おそるべし。
その日の仕事が終わり、宿のある十三(じゅうそう)駅に降り立つと、まずキョーレツな出迎えに遭った。
病院の広告なのであるが、とにかくこの「十三(とみ)ちゃん」の宣伝かというくらい、ぬいぐるみの写真が大半を占めている。
駅構内の広告というのは、かなり高額の広告料を収めなければならないのが普通であるが、ここで大枚をはたいてこんな写真を大きく貼り出すのだから、ウケ狙いとしか思えない。
さすが大阪である。
駅から出て、商店街の傍を通ると、更に凄まじいものを見つけた。
アトムでも波平でも、混ぜてしまえば問題無いというのは、かつてのサザエボンを思わせる発想である。しかし、これを商店街のマスコットキャラクターにしてしまうのだから、気合の入り方が違う。
このあたりは、なかなかお盛んな繁華街なのだが、店名もやはり尋常ではない。
「俗武者」などと、いかにも俗っぽい名前にしてしまうのが、逆に笑いを取ってオシャレにも思えて来る。
更には、こんなものまで。
まず、「タコヤキナン」とはいかなる食べ物かと思う前に、「コ」「ナン」が太字で、フォントも例のマンガの題字そっくりになっていることに気が付く。
当時は、なんじゃこりゃ、と思ったのだが、
どうやら、元々は「名案内コナン」であったために、このような店名になったらしい。
産経ニュース2009年12月20日付
十三には、他にも「ジャパネットたかお」という案内所もあるらしい。
どうやら、この十三という地域が特に凄まじいのだろうが、
しかし、他の地域にも、お笑いセンスを爆発させたものがある。
「大阪キリスト教短期大学」の略称が「きりたん」。
なんだかアニメキャラクターの愛称を狙ったかのようだが、
うっかり「キリシタン」にも見えてくる。
また、これはどうやら尼崎まで離れるらしいが、
葬儀社の名前がキョーレツである。
しかも、これ、撮影は2009年12月4日だから、金曜日。
確かに、一般に日本の葬式は、そのまま宴会になることが多いが、しかし、よりによって金曜日の葬儀を「花金」という会社に頼むことはないだろう。
「花金」というのは、今では死語かもしれないが、遺族が知らないことはないだろう。やはり、故意に選んだのではあるまいか。
関西人、おそるべし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます