ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲あなたと越えたい天城山 <前編>

2007-02-13 13:14:04 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年2月11日(日)

最高峰万三郎岳を従えた 伊豆半島を東西に貫く山脈の総称・・・

それが天城山。

ポレポレ隊、この天城山が今年初めての日本百名山となりました。

 

 

 

 

 

日の出前、途中のスカイラインに車を止めて観た景色です。

相模湾の上がオレンジ色に染まってきました。

あ、結局心配していた雪や凍結、箱根越えでも全く問題なしでした。

せっかくチェーン用意してきたけど使わずに済んじゃった。

今年は本当に暖冬なんだなーって実感した行程でした。

 

 

 

 

 

展望スペースからは まだ月がはっきり見えました。

ここは 「滝知山」 というピークになってるらしい。 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに 天城高原ゴルフ場のパーキングに到着。

ハイカー専用ってなってます。 さすが百名山。

立派なトイレがありましたが 冬季は使用不可。

ものすごい勢いで駆け込んできた男性・・・

トイレが使えないことを知り 慌てて車に戻ってどこかへ行ってしまいました。

大丈夫だったでしょうかねぇ・・・。  

 

 

 

 

 

かなり広いです。

奥の方ではテントが張ってあったし、

なにやら立派なカメラを持った方達が 大勢陣取っていました。 

 

 

 

 

 

ここが登山口。 

駐車場にも登山口にも Kさんが教えてくださった通り、全く雪はありませんでした。

 

 

 

 

 

出発しまーす。 

 

 

 

 

 

おっと忘れるところだった。

今日の手ぬぐい。 梅です。 

 

 

 

 

 

岩がゴロゴロしてる場所もあるけど全く問題なし。 

 

 

 

 

 

歩き始めはやっぱりちょっと寒い。

でもお天気、良さそう。  モンてる君 のおかげかな。 

 

 

 

 

 

ちょっと歩くとこんな看板がありました。

「ひとり一石運動。ボッカのお願い。」

そして こんな説明書きが・・・・

岳友へ
天城山の登山者が増えるに連れ、
登山道のあちこちに土砂流出が見られ、
そこを避けて歩くため植生に多大な被害が出いています。
現在何とか縦走路を外さずに歩ける縦走路の修復を
ボランティアで図っておりますが 
石を山中にボッカする人力が不足しています。
どうか山を愛する皆様の力を貸してください。
無理をせずに自分の体力に見合った石を
所定の場所まで運んでいただけますようお願い申し上げます。
天城山「ひとり一石運動」実行委員会

なるほど・・・これは是非とも協力しようじゃありませんか!

一人の力は小さくても三人でやれば三人分の力になる。 (当たり前)

弱足隊員は弱足のため、申し訳ありませんが1.5キロくらいの小さい石に

させてもらいました。

隊長と副隊長にも説明しなくちゃ。 

「ねえねえ・・・・・・」

ありゃ、もういないっ・・・・・(; ̄Д ̄)

仕方ない、私だけ持つことにします。

ごめんなさい。

 

 

 

 

全然知らない二人は ちょっと広い場所で待ってました。

私がボッカのことを話すと、もうここまで来ちゃったからいい・・って。 

(  ̄д ̄;) またまたごめんなさい。

 

 

 

 

 

オーイ! 待ってちょーだいよ~! 

石持ってよ、石!!

 

 

 

 

 

石持って撮影もしてる弱足隊員。

何事もトレーニングの一環と思ってがんばるのだ。 

 

 

 

 

 

ちょっと休憩。

天城山はとってもいろんな木がはえていました。

中でもこのヒメシャラは副隊長がとっても気に入ったようです。

ヒメシャラいいな~ ヒメシャラいいな~って 何度も言ってましたっけ。 

 

 

 

 

 

ボッカしてきた石を置く最初の場所がありました。

ほら、こんなにたくさん!

みなさん、ちゃんと協力しているんですね。

この先にも置き場所があるようですが

私は近いここに置かせてもらうことに・・・・。 

 

 

 

 

 

ずっと樹林帯の中を歩いていますが 木々の間から万三郎岳が見えました。

あそこまで行くのね。  頑張ろう! 

 

 

 

 

 

はい! ここは万二郎岳。 展望はありません。

すぐに出発。 

 

 

 

 

 

一旦下ります。 

 

 

 


 

急に開けたところに出ました。

万二郎から万三郎へ向かう途中で 唯一展望がきく場所。 

副隊長、ザックの中からカメラを出します。

 

 

 

 

 

わあ~! きれいだね~!

 「正面の山はなんていう山だろうね」

 「達磨山だよ、多分。」

 「えっ!? 達磨山? ほんと? やだ~! 見えるんだ! うれしい!」

何故うれしいかは今は書かない。 後ほどね。

 

 

ここで訂正があります。 写真の山は達磨山ではなかったようで・・・。
すみません、またやっちゃいました。 山塔花さん、ご指摘ありがとうございました。
隊長によーく言っておきます。(っていうか自分も勉強しろ)
そうですよね、達磨じゃ近すぎますよね。 三筋山・・・なるほど・・・確かに。

 

 

 

あれまっ! 富士山まで見えるじゃん!

やっぱり富士山が見えると すっごくうれしいよね。

なんでだろうね。 日本人だからかな。

でももしここで急にチョモランマが見えたとしても 

それはそれでびっくりしてうれしいよね。 

結局は何でもいいってことか。

 

 

 

 

う~ん、たまんないっす。 

 「あれはどこの海かね。」

 「え? わかんないの? 駿河湾に決まってるじゃん。」

 「あ、そうか、駿河湾か。」

 「 ママってほんと何にも知らないよね。 よくそれで生きてるよね。」

 「・・・・一応 生きてる・・・・。」

 

 

すみません。 またまた訂正です。 先ほどの続き。
これも駿河湾ではないですね。 太平洋です。 
オーイ!隊長! あんたはまだまだ勉強不足だよ!
母に向かって よくぞ生きてる発言、撤回してもらいますからっ!!
山塔花さん、本当にありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

前のこんもりしたのは 馬の背。

その向こうにちょっぴり見えているのが頂上の万三郎です。 

 

 

 

 

 

進みまーす。 

 

 

 

 

 

おおっ! これが有名なアセビのトンネルかぁ。

花の時期はきれいだろうな。

ほんじゃ くぐりまーす。

 

 

 

 

 

花はないけど あるかのように喜ぶ弱足。 ちょっと変。 

 

 

 

 

 

なんで上に向かってるのに こうやって下りなきゃいけないのかねぇ。

登ったり下ったりしないで 一気に登りゃぁいいのにねぇ。

ってずっとブツブツ文句言ってた副隊長。 

 

 

 

 

 

すごいです。 

下る時にきっと皆がこの木を持つんだろうな。 磨かれて光ってました。

天然の手摺状態。 ごめんなさいねー。

でもほんといい場所にあるんです。  弱足もつかまらせてもらいました。 

 

 

 

 

天城山中には本当に色々な種類の木がありました。

スギ、ヒノキはもとより、リョウブ、ヤシャブ、さきほどのアセビ、

副隊長が気に入ったヒメシャラ、ブナ、マメザクラ、トウゴクミツバツツジ、

アマギツツジ、マユミ・・・・

シャクナゲも有名で、4月、5月にはこの山は花の百名山にふさわしく

たくさんの花で溢れそうです。

本当はその時期に来たかったけど ものすごく混雑するらしく

自分のペースで気ままに歩きたい弱足のリズムとは合いそうにありません・・・・。 

 

 

 

 

 

これは何の木だったかなぁ・・・・ 

 

 

 

               <後編> につづく ・・・

 

 



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