ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲母なる山 薬師岳 <その1>

2010-10-08 12:00:00 | ▲2010年山行報告

歩いた日 2010年8月21日~23日

ポレポレ隊 今更ですが夏山遠征のレポであります。 

今年は無理だと諦めてたら 行けちゃいました。

最初に言っちゃうと、今回は行程中、ずっと晴天に恵まれました。 サイコーでした。

今まで2泊以上の遠征で、全ての日程が晴れだったのは 2006年の木曽駒、乗鞍、美ヶ原以来です。

しかも最近は、展望に恵まれない山歩きが続いていたので

隊長も大満足の時間を過ごしたんじゃないでしょうか。

もちろん、パパさんも私も同じです。

・・・・・しかし、その分、レポが長くなっちゃった。

自分で作っておいてなんなんですが、超がつくほど長いです。 

それに 同じような写真がいっぱいです。 

途中、うんざりするかもしれませんが それでもよかったら のぞいてみてください。

どんどんスル―しちゃって結構です。

小休止、大休止しながら ポレポレ隊と一緒に歩いていただけるとうれしいです。

それでは出発!

北アルプスの母なる山、薬師岳へ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアクセスが長いので金曜日の夕方、埼玉を出発しました。

長野の松本ICから行くか、富山の立山ICから行くか悩んだ末、

行きは松本から 帰りは立山から、ってことに決定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上信越道 東部湯の丸SAにて腹ごしらえ。

あとは仮眠するだけだから パパも隊長も軽めにすませたのに

ママは一人ガッツリ。

 

 

 

 

 

 

 

ここは 奥飛騨温泉上宝 という道の駅。

写真は翌朝撮ったものですが 着いたのは夜10時頃だったでしょうか。

車がけっこう停まっていてビックリ。

テントも3張ほどありました。

わが家は3人なので車で寝るってものすごく大変。

足を伸ばすことができません。

隊長は後の座席に横になって寝られるけど

パパと私は座ったまま、シートを少し倒すくらい。

エコノミー症候群になりそうでした。

山の上にテントを担ぐのは無理でも、仮眠用のテントは欲しいね、

なんて話も出たくらい寝苦しい一夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

ほとんど眠れないまま4時起床。

ママは日ごろ早起きなので パッと目覚めてすぐに食事ができる人。

パパと隊長は朝はあまり食べられない。

この日も二人は最後まで うだうだしてました。 

 

 

 

 

 

 

 

道の駅で身支度を済ませ いよいよ登山口の折立へ向かいます。

ご存知の方も多いと思いますが 折立に行くには 有峰林道を使います。

有峰林道はいくつもルートがありまして、一番多く使われているのが小見(おみ)線。

富山側から亀谷ゲートを通り、最短で折立まで行ける道なのですが 昨年崩落があり、現在通行不能になっています。

今、崩落個所を迂回したトンネル工事が進んでおり 2011年には通行できる予定とか。

今回、この小見線が通れれば 行きも立山から行こうと思ったのですが

そこを通らないとなると、水須ゲートからの小口川線を使うか 長野側の東谷線を使うか迷うところです。

現地に電話をしてみたところ、東谷線の方が走りやすいということで行きはこちらにしたのでした。

で、写真は東谷ゲートの入り口。

有峰林道はどのコースも夜間通行止めで(20:00~06:00) 通行料は普通車1800円となります。 (高い・・・・

6時少し前にゲートに着いたら4、5台の車が待っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東谷線は電話で聞いていた通り、走りやすい道でした。

センターラインもあり対向車が来てもドキドキしなくてすみます。 

朝の有峰湖は なんとも幻想的。

でも この人工湖の下には有峰集落が沈んでいるんですね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

折立に着きました。

車を止める場所を探すのが大変なくらい混雑してました。

ここには野営場があります。 もちろんトイレあり。 

 

 

 

 

 

 

 

登山口。

前方に見えているのが折立ヒュッテ。 

ヒュッテと言っても ここは泊まることはできません。

建物の前にもトイレあり。 (先ほどのトイレとは別) 

 

 

 

 

 

 

 

ここがそのヒュッテの中。

公衆電話はなし。 携帯もつながりません。

なのでタクシー等を使う場合は 皆さん、太郎平小屋にお願いしてるそうです。 

 

 

 

 

 

 

 

それでは出発。

いつも通り ゆっくりね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日の手ぬぐい。 花火。 ドーン!と行こう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐに愛知大学山岳部の慰霊碑があります。

薬師岳を語る時、必ず出てくるのがこの遭難事故のこと。

わが家にあるガイドブック全てにこの事が書かれていました。

サンパチ豪雪と言われた昭和38年のお正月、愛知大山岳部の13名全員が下山道を誤って遭難死。

その遺族と関係者が供養のために建てた 十三重之塔。 合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

さてと、登るぞ太郎坂。

息を整えながら とにかくゆっくり。 

 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、10分ほどでもう疲れてます。

久々の重い荷物。

でもテン泊の人に比べれば・・・・・・ねぇ。  

 

 

 

 

 

 

 

 

樹林といっても けっこう明るい感じで歩きやすかった。 ような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゼンタチバナの赤い実が元気をくれる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

木々の間からの遠景にうれしくなる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然現れるこういう場所に気を付けて。 

 

 

 

 

 

 

 

 

太郎坂、負けないぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

よし! まず最初の目的地、三角点に到着! 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もタッチしてくれないので ママ一人で。

一つ目の目的地ゲットしました!

おめでとう! 

ありがとう。

標高は1871mだよ。

 

 

               <その2> につづく・・・

 

 

 

 

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