徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

歯の話

2014年10月20日 | 病気

よく爺様がワシは歯だけが自慢じゃあ、というのがあるが私もそうなのである。申し訳ないが生まれてこの方、虫歯になったことが無い。歯医者にかかったのは親知らずを3本抜いたときと何度か歯石除去をしてもらった位だ。

ところが悲しいかな、これが年をとると言うことか最近食事の後に歯間にものがやたらと引っかかるようになった。若い頃オヤジ達がしきりと爪楊枝を使うのを見て、なんだあいつらはと思っていたが、自分がそういうハメになってきたわけだ。とくに唯一残っている1本の親知らずに引っかかる。ここに引っかかると爪楊枝ぐらいでは絶対取れないので気持ち悪くてしょうがない。そこで登場するのがデンタルフロス、糸楊枝です。これを使うとゴッソリきれいに取れます。ついでに他の歯の間もグイグイやっておけば歯はスースーと気持ちよくなる。それで、最近はこれが食事後の必須作業になっている。

ある日の事です。いつものようにデンタルフロスを使っていると下前歯で引っ掛かりがある。そこでグイッと力を入れて引っ張ると見事に3-4mmの歯石がポロリと取れた。良く見ると下前歯の辺りに歯石がずいぶん溜まっている。そこで千枚通しを持ってきて自分で溜まっている歯石をほじくったっらボロボロと面白いように取れる。歯石の下の歯肉は赤くなっているので炎症を起こしているのだろう。

すっきりしたところでWEBで歯石の事を調べてみると面白いことが色々書いてある。まず、虫歯と歯石の関係。歯石と言うのは主に炭酸カルシウムから成っているがこのカルシウムは唾液から供給されるらしい。この唾液中のカルシウム分泌能力に個人差があり歯石の出来やすい人はカルシウム分泌が多い。そして、このカルシウムは歯の再石灰化を進める為虫歯を修復する。つまり、歯石のできやすい人は虫歯に成りにくいのだ。私はこれに該当するのだろう。やたらと歯石が出来るが虫歯は一本も無いということです。

もう一つ常識を覆すようなことも書いてある。食後すぐに歯磨きはしてはいけないらしい。食後すぐに歯磨きをすると酸性物質を歯に掏り込む事になり虫歯を加速するという事が最近わかった様だ。

 http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20120608/Rocketnews24_218845.html

3-3-3運動と言って食後3度、3分以内に3分間歯磨きしましょうなんて歯医者が言ってたがトンデモナイ話で、これをやると一発で虫歯になるというお話。歯は大事で虫歯や歯周病と糖尿病の関係が指摘されていて、よい歯を維持していると寿命は延びる。長生きしたかったら歯磨きはホドホドにする事ですね。


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