お話が前後してしまいますが、また 『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』のお話です。
3日間かけて巡る予定で、最後の3日目はl旧里見小学校からスタートしました。
こちらも廃校が会場として使われていて、一番奥が里山食堂になっていました。
実はこの食堂の“のぼり旗”が前から気になっていたので、ワクワクしながら入ってみましたよ。
ノリくん、娘と私の三人でしたが、三人とも 迷わず“ オムカレー特製カツトッピング ”を注文 。
スペシャルな大盛りで、美味しくいただきおなか一杯になりました。
そしてまずは、体育館で高橋啓祐さんの作品 《 Artists' Breath Playback 》を見ました 。
映像と音楽で空間を彩るのも、アートになるのですね。
EAT&ART TAROさんの 《 おかしのはなし 》では、選んだお菓子を頂きながら、そのお菓子のお話を伺うという趣向でした。
確かに、お話を伺ってからお菓子を頂くと、余計に有難く美味しい気がしました。面白いものです。
次の作品は校庭に作られていた、開発好明さんの 《 モグラハウス 》 。
モグラの着ぐるみを着ているのが、開発好明さんご本人です。
以前アンデルセン公園で開催された展覧会、 『 案出泉 ( アンデルセン ) 展 』を観ていたのですが、今回はご本人とお話しすることが出来て良かったです。
このモグラハウスは4年前に出品された物を塗り直しているとのことで、塗りなおす前はちょっと枯れたような色になっていたみたいです。
塗り直した色もイイ感じですし、中に入ったら少し暗めで落ち着く感じで快適そうで、私はとても気に入りました。
真似して作ってみたいなあ・・・。
さて、残り時間が少なくなってしまったので、回れるのはあと一か所だとするとどこ?と迷いましたが、開発好明さんからのおススメもあり、最後は白鳥に行くことに。
旧白鳥小学校と、その隣の旧白鳥保育所になります。
コチラで、髙田 安規子・政子さんの作品に出合いました。 《 Trial and Error 》 です。
場所は、保育所に入ってすぐのお部屋で、職員室と事務室と保健室を合わせたような空間でしたが、よ~~く見るとそこかしこに作品が!
髙田 安規子・政子さんの作品はこれまでにも色々と見てきて、 東京都庭園美術館で観た 『装飾は流転する 「今」 と向き合う7つの方法』 の中の作品がとても好きでしたが、今回もそれと同じくらい好きになりました。
大杉 祥子さんの 《 白鳥の湖 》 も、ちょっとダークな不思議な雰囲気が魅力的です。
この他にも、面白い作品がありましたし、時間が足りずに見られなかった作品も沢山ありました。
というわけで、とても楽しかった『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』のお話、あと少しだけ続きがありますので、また後日。
(つづく)