◎ 小さなたたかい
犬神 吾郎(都立高教員)
私は全日制普通科、いわゆる中堅校と呼ばれる都立高の教員である。定時制高校からこの4月に異動してきたばかりであり、全日制普通科で教えるのは15年ぶりである。
先日、第1回目の校長面接があった。驚いたことに約50分にわたる面接で、私の*異動についての話題が第一のものであった。異動してきてまだ2ヶ月が過ぎたばかりで、異動が話題となるのはいささか気が早い . . . 本文を読む
パソコン導入で加速する教育の統制と画一化
◎ 人間性喪失の学校の出現
MA(公立小学校勤務)
今の東京の学校でパソコン(PC)に関する話題に事欠かない。それは決して省力化や多忙化解消に繋がる話ではなく、情報流出防止のための笑い話のようなセキュリティの強化であったり、あれもこれもPCで処理という、胃の痛くなるような強制力のある指示であったりするのである。
◆PCで多忙化解消するか
行政側はど . . . 本文を読む