グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

戦争の歴史繰り返さないために~根津公子さんの「君が代」不起立のたたかいに学ぶ~

2024-11-06 10:49:10 | 集会案内

みなさまへ

私たちグループZAZAは、例年、年4回にわたるグループZAZA連続講座を開催して来ました。本年についてどうするかについて話し合いを続けて来ました結果、東京から根津公子さんをお招きして、1回限りとなりますが、表記の講演会を開催することになりました。できれば、根津公子さんのお話を伺う中で、私たちグループZAZAをはじめ、参加された方々と、今後の運動についても意見交換できると考えています。どうかふるってご参加ください。 

戦争の歴史繰り返さないために

  ~根津公子さんの「君が代」不起立のたたかいに学ぶ~

 

日時:1117()14001630 

会場:エルおおさか(6F大会議室) 

   ※ アクセス京阪・大阪メトロ「天満橋駅」より西300mまたは「北浜駅」東500

 

◆リモート(ZOOM)での参加もできます。リモートによる参加を希望される方は・・・・

1115日(金)までに、 https://x.gd/3lP7B からGoogleフォームにアクセスし必要事項を記入して送信してください。

ご連絡頂いた方には、別途、参加費(500 )振込みの方法と当日の参加リンクをお知らせいたします。

また、後日ユーチューブによる見逃し配信(限定公開)も行う予定です。

◆当日根津公子さんの新刊本も頒布します。

根津公子著『自分で考え判断する教育を求めて「日の丸・君が代」をめぐる私の現場闘争史』

読書案内 https://www.jca.apc.org/hanten-journal/?p=4406

 

最後に、講演会を開催するにあたって根津公子さんからこんな思いをいただきました。

講演会に向けての打ち合わせ(zoom会議)の折に、「希望につながる」ように、との発言が奥野泰孝さんから出されました。レジュメを作りながら、私は弾圧されクビを覚悟しながらも、私の行動に対する生徒たちの反応に手ごたえを感じ、そこに希望を見てきたのだと、改めて強く感じました。その辺りのことが伝えられるといいのですが。 

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記念講演 関生「加茂生コン裁判から見えて来たもの〜「就労証明書」請求とその後〜

2024-10-17 20:52:59 | 大阪ネット

「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット第8回総会・記念講演のご案内

◇日時:10月19日(土)午後6時〜8時半

◇会場:エルおおさか本館5階:研修室2

    アクセス・京阪・地下鉄「天満橋」駅より西300m

記念講演 渋谷有可弁護士

  関生「加茂生コン裁判から見えて来たもの

         〜「就労証明書」請求とその後〜

 

参加費は無料!どなたでもご参加できます!

維新による国旗国歌条例の下で始まった2012年からの大阪での教員の卒・入学式での不起立処分(累計で戒告64人・減給3人、再任用拒否も)。

大阪ネットは人事委や裁判で闘うZAZAグループ支援(戒告2件の取り消しや梅原さんの再任用拒否への国家賠償等の勝訴)や対府教委・市教委交渉、卒・入学式での生徒・保護者への「日の丸・君が代」強制反対のビラ配布、211「建国記念の日」反対集会等の取り組みを継続してきました。また東京の被処分者とも協力し、国連の自由権規約員会やCEARTILO/UNESCO合同専門家委員会)に訴え、強制は「思想・良心の自由」に反するとの趣旨の日本政府への勧告を実現しました。

しかし一昨年からの学校での日常的な掲揚・降納の厳格化や吹田での児童・生徒の「君が代」暗記等の子どもの権利条約(意見表明権、思想・良心の自由等)を踏みにじる動きもあり、大軍拡・敵基地攻撃能力・武器輸出等の「戦争する国」にむけた愛国心教育がさらに強化されようとしています。教育労働者のみならず、これらに反対する市民・労働者への弾圧も強まっています。そのひとつである関西生コンの裁判闘争の取り組みを学ぶとともに、命と人権を守るあらゆる個人・団体の共同の闘いの方向性を考えたいと思います。多くのみなさまのご参加を呼びかけます。

 

 

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新たに『Democracy for Teachers and Children~「君が代」調教やめて~』として出発

2024-06-22 08:18:07 | 当該から
 
ZAZAメンバー松田幹雄さんより
 
6月13日、D-TaCは、『「君が代」調教や・め・て 声をあげる子どもたち』結成9周年集会(総会)を開催し、名称を『Democracy for Teachers and Children~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~」から『Democracy for Teachers and Children~「君が代」調教やめて~』に名称を一部変更して活動を続けることを確認しました。
 
6.13D-TaC集会には約50人のなかまに参加いただきました。「君が代」強制に抗議し、声をあげる子どもの姿が見えるようになってきていることを、保護者や地域からの報告で確認・共有し、今後の『「君が代」調教やめて』運動の方向・展望を示す集会にできたと思っています。
私は、D-TaCの4人目の共同世話人になりました。
6.13結成9周年集会(総会)の報告をD-TaCブログに載せてもらいましたので紹介します。
 
集会で確認した、『卒業式と「君が代」指導にかかわる質問』を6月14日に大阪市教委に提出しました。
・2024.6.14質問書
・参考資料
・参考資料別紙
 
ここにあげた質問については、大阪市教委だけにとどめず、大阪府教委や文科省にもぶつけ、卒業式のあり方を変える要求運動にしていけないかと思っています。
 
ところで、別件ですが、私の処分にかかわって、2015年3月16日の事情聴取時に求められた顛末書の性格や扱いについて、今年の5月7日付で大阪市教育長に宛てて「顛末書にかかわる再質問書」を出していました。
経過は以下の通りです。
 
(2024.5.7質問書から)
『今回再提出する2021年6月24日付「顛末書にかかわる質問書」への当時の回答は、「現に裁判所に係属中の事件であり、審理に影響する可能性がありますので、回答を控えさせていただきます。」でした。裁判の方は、今年(2024年)1月に終結しましたので、改めて質問書を提出します。なお、当時の大阪市ホームページに掲載された質問書と回答を参考として添付します。』
6月11日付で回答が届き、大阪市の回答は、再質問書とともにホームページにアップされています。
・再質問書
・回答
※参考としてつけた当時(2021年6月)の大阪市ホームページに掲載された質問書と回答は以下です。
・2021年6月24日付「顛末書にかかわる質問書」
・2021年6月24日付「顛末書にかかわる質問書」への回答
 
今回の再質問に対する回答は以下でした。
 
(質問)「勤務時間外に、公用の罫紙などは使わず私用の便箋などに、手書きで、反省・決意を含んだサンプルの形式に沿って書く」という「顛末書」の扱いについて、変更がありますか。変更があるなら、いつ、扱いのどの部分を、どういう理由で変えたのですか。
(回答)顛末書の取扱いにつきましては、従前から変更はございません。
 
(質問)大阪市職員基本条例第 43 条第2項には、「職務上の命令を受けた職員は、当該職務上の命令が違法又は不当であると思料するに足る相当の理由がある場合は、相当の期間内に当該職務上の命令を発した職員又はその上司に対し、意見を申し出ることができる。」とあり、第3項には、「前項の職務上の命令を発した職員又はその上司は、同項の規定による申出に理由があると認める場合は、当該職務上の命令を取り消さなければならない。」とあります。職務命令が、この大阪市職員基本条例第 43 条第2項・第3項に違反すると思ってその職務命令に従わなかった者に対しても、(項目2)「反省、今後の決意など」を含む「顛末書」の提出を求めるのですか。
(回答)大阪市職員基本条例第 43 条第3項において、「前項の職務上の命令を発した職員又はその上司は、同項の規定による申出に理由があると認める場合は、当該職務上の命令を取り消さなければならない。」と規定されているとおり、職務上の命令が取り消されていない限り「顛末書」の提出を求めることとなります。 
 
(質問)懲戒処分決定にあたって、「顛末書」の提出を求めることには、法に定められた根拠があるのでしょうか。「顛末書」が規定された文書名とその内容を教えてください。
(回答)顛末書の提出を求める目的は、不始末が生じたいきさつや原因をはっきりさせて、再発の防止や反省材料として役立てるためです。そのため、事故発生時の状況を把握するために、職務命令として「顛末書」の提出を求めています。なお、地方公務員法第 27 条第1項において「全て職員の分限及び懲戒については、公正でなければならない。」と定めているところ、本市においては、従前から職員本人に対する事情聴取を行い、丁寧な事実確認を行うとともに、顛末書の提出を求めることにより、弁明の機会を与えています。このため、特定の職員だけ事情聴取を行わない、あるいは顛
末書の提出を求めないということをすれば、同条に違反するものと考えられます。
 
(質問)「顛末書」の目的を教えてください。
(回答)顛末書の提出を求める目的は、不始末が生じたいきさつや原因をはっきりさせて、再発の防止や反省材料として役立てるためです。また、職員本人に対する事情聴取により丁寧な事実確認を行うとともに、顛末書の提出を求めることにより、弁明の機会を与えています。
 
(質問)「顛末書」の提出は職務命令だったのでしょうか。勤務時間外の活動を職務命令にできるのでしょうか。
(回答)「顛末書」の提出は職務命令となります。
 
以上
 
「勤務時間外に顛末書を書け」という勤務時間外のことについての職務命令は無効であると思って聞いた質問に対する回答は、「顛末書の取扱いにつきましては、従前から変更はございません。」でした。担当者にその意味を問うと、顛末書について、「勤務時間外に、公用の罫紙などは使わず私用の便箋などに、手書きで、反省・決意を含んだサンプルの形式に沿って書く」などのことを定めている文書などなく、その意味で、「顛末書の取扱いに変更はない」と回答したとのことです。現在の服務・監察グループ係長は、「時間外に、手書きで」などのことをなぜ当時の担当者が言ったか分からないと言いました。
 
2011年11月の大阪府知事・大阪市長ダブル選挙で橋下氏が大阪府知事から大阪市長に転身します。2012年2月大阪市国旗国歌条例、2012年5月大阪市職員基本条例制定、その後、教職員人事担当内に服務・監察グループが発足し、重罰主義の職員基本条例に沿って、教職員管理を進めていくという流れです。私の「君が代」不起立に対する事情聴取のあった2015年3月は、橋下市長の下、職員基本条例を根拠にガチガチに教職員を締めつけるのが服務・監察担当の役割だったと言えます。なぜ、文書による規定もない、明らかにおかしい顛末書についての指示(命令)が行われたのか、改めて調査・追及していきたいと思いました。
 
以上、報告でした。

 

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グループZAZA連続講座冊子

2024-06-17 18:31:16 | 地域・民衆ジャーナリズム賞2024

グループZAZAは、このたび連続講座冊子が評価され、「地域・民衆ジャーナリズム2024」を受賞しました。授賞の集いには、松田幹雄さんが参加し、下記グループZAZAとZAZA連続講座冊子について紹介させていただきました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

グループ ZAZAに ついて

◆グループZAZAブログ2012年10月8日「はじめまして、グループZAZAです」より

はじめまして、私たちは今春の大阪公立学校卒業式・入学式で「君が代」斉唱時|こ「不起立」であったこ と|こ より、戒告処分を受けました。現在、大阪府人事委員会|こ 不服申立を行つています。思想性や立場や 生き方もそれぞれ異なる7名ですが、公教育の場において「君が成」斉唱を強制させるわけにはいかない と言う点で一致しています。人事委員会へ申立を通して、公教育のあり方を間うていきたいと思います ので、どうか、よろし<お願いします。

◆2013年 2月 11日 「グループ ZAZA不起立の思い」より

大阪では、2011年 6月|こ「君が代強制条例」府版、2月|こは市版が、そして、2012年 4月 には「君が代処分条例」府版、6月には市版が施行されました。全国でも例のないこれらの条例は、これまでの「日の丸 `君が代」問題の議論をまつたくかえりみることなく、大阪公立学校教職員に、君が代斉唱時に「起立し」「斉唱する」ことを義務づけ、「不起立」3回で免職という極めて不当な「ルール」を一方的におしつけてきました。そして、2012年 春の卒業式・入学式で、37名の教職員が「『君が代』不 起立」を理由|こ処分されました。

🌹グループZAZA「不起立の思い」

★グループ ZAZA  11人の不起立の思い 2014年 1月 26日

★グループZAZA12人の不起立の思い 2015年2月 11日

★グルーフ ZAZA13人 の不起立の思い 2016年 2月 11日

★グルーフZAZA 14人の不起立の思い 2018年 5月 11日

※その後15名|こ。

グルーフZAZAを牽引してこられた山田肇さんが亡くなられて2024年6月 15日現在14人。

🌹グループZAZA連続講座講演集など

★冊子「北村小夜講演録」(200円)2014年 1月 26日講演 2014年 11月 28日発行 <以降、4回講演の記録>

★冊子「黒田伊彦講演録」(400円)2014年度講演記録 2015年発行 ★円子「池田浩士講演録」(500円 )

★冊子「フアシズムとボランティア (池田浩士)」 (500円)2016年 度講演記録 2017年発行

★冊子「久保丼規夫講演録」(500円)2017年 度講演記録 2018年発行

★冊子「メディアの現場から」(500円)2018年度講演記録 2019年発行

★冊子「遠藤比呂通講演録(500円)2019年 度講演記録 2020年発行

★冊子「平丼美津子講演録」(500円)2020年 度講)寅記録 2021年発行

★冊子「藤原辰史講演録」(500円)2021年度講演記録 2022年発行

★冊子「丁章講演録」(500円)2022年 度講演録 2023年発行

★冊子「高作正博講演録」(500円)2023年 年度講演録 2024年発行予定

画像は、7月発行予定の「高作正博講演録」の表紙(奥野泰孝作)です。

 

 

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「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」受賞しました!

2024-06-15 21:18:06 | グループZAZA連続講座

「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」の受賞ありがとうございました!

 

みなさま

ご支援と連帯いつもありがとうございます。

このたび、グループZAZAは、丁章さんをはじめこれまでの連続講座冊子が評価され、「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」をいただくことになりました。615日、14時~16時 日本プレスセンター(東京・霞ヶ関)で行われる授賞式には、グループZAZAを代表して松田幹雄さんが参加しました。

授賞の経緯は、丁章さんの推薦二より、グループZAZAが「第6回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」に応募したことにあります。

その後、選考結果のお知らせとともに、審査発表が半年以上遅れたことの理由と経過、名称変更についてのお知らせもいただきました。そのことについてグループZAZAで話し合った結果、ありがたく今回の授賞を受けることにした次第です。

なお、私たちは、ZAZA連続講座、そして冊子作りをいつも中心になって私たちを叱咤激励しながら、それでいて一番大変な仕事を引き受けてくれていた、故山田肇(はじむ)さんに誰よりも捧げたいと思います。

 

山田さん、

私たちが毎年毎年、次は講師をどなたにお願いしようかと企画し、講演を手分けして文字起こしをし、集会のたびに販売したZAZA連続講座冊子がこんな素晴らしい賞をもらったよ!!

なお、これまでの「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」が終了となり、「地域・民衆ジャーナリズム賞」になったかについては下記をご覧ください。

◇「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞を終了いたします。2023 12 24

共同代表 落合恵子 鎌田慧 佐高信 永田浩三

http://www.grn.janis.or.jp/~shogokun/munotakeji%20kyoudou.pdf

 

 

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