河童だったら．．．

夫とテレビで「ポセイドン　アドベンチャー」を見ていました。
かなり昔の映画ですよね。
夫がサンパウロにいたころだって言うから、かれこれ３０年前ぐらい？
でも、昔を全く感じさせなかったわ。
たまたま、アイロンがけをしながらチャンネルをぱちぱちしていたらあたったんです。

基本的に、ドキドキが最高潮に達するような場面を直視できない私。
アイロンをかけながら、ちらちら見ていました。

ご覧になった方が多いと思いますが、豪華客船が津波か何か（すみません、最初は見ていませんでした）で横波を受け、転覆してしまう映画ですね。
私は実は見たことがありませんでした。
娘は映画は見たことがないそうですが、ユニバーサルスタジオで特撮セットを見てきたそうです。
「あー、この映画だったんだ～。」だって。
映画も知らずにセットだけ見に行くのもどうかと思うわ！

最近の映画はみんなCGだから、こういう特撮はもうないのよね。
それも何となくさみしく思うのですが。

話を戻して、「ポセイドン　アドベンチャー」クライマックス。
主人公たちが脱出直前、浸水してきた海の水の中を泳いで脱出口にむかうところです。
はらはらしながら見ていたら、夫がぼそっと一言。
「みんな、自分が河童だったらって、どれほどおもったことだろう．．．」
はい？
河童ですか？
あなた、このクライマックスで、なんて突拍子のないことを．．．
一基に力が抜けました。

でもね夫、発想はよいのですが、河童は海水では生きられません。
残念でした～。