アマゾンわんわん日記 2018

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開いた 開いた 2

2020年07月07日 | ブラジル雑記

さて、「開いた 開いた」で親御さんがうれしい?はずなのは「学校!!」。

「うれしいはず?」になるのは、ブラジルはまあ、送り迎えの問題など 学校が始まったから親御さんがほっとすることばかりではありませんから。

でも まあ、8割ぐらいの親御さんは ほっとするでしょうね。

子供が学校に行ってくれたらね。

今回学校が再開したのはアマゾナス州、ブラジリア等4州?と聞きました。

ただ、アマゾナス州の場合は今回開いたのは私立学校だけだし、リオデジャネイロ州の場合は開いたけどまたすぐ閉まったとか?

情報が錯そうしております。

確かなところで、アマゾナス州。

今週の月曜日から私立の学校の再開が許可されました。

とはいえ、実際に月曜日から授業ができた学校は半分程度。

再会できた学校も 授業自体は分散登校などで通常の学校生活とは異なるものとなっています。

実際 ペケママ家の近所の私立学校もまだ授業は再開されていないようだし、勤め先の近くの私立学校では来週の再開を予定しているとか。

一方公立学校の授業再開は9月以降になるかもしれないとのこと。

公立学校は学校の施設の衛生管理の問題はもちろん、学校で供されるメレンダ(昼食)の調理と配膳の方法にも問題があるようです。

公立学校において 生徒のメレンダ(昼食)は生活の中で大きなウエイトを占めてます。

地区によって(森林の中の学校とか農村部の学校)は、学校でのメレンダが生徒の一日の中で唯一のきちんとした食事になることも。

実際にこのコロナ騒動の中でも、公立学校の生徒の家庭には「メレンダのセット」として食材が配られました。

教育の問題の他にも こんな生活に結び付く問題もあるのです。

州立大学・連邦大学の授業再開はまだ具体的には決まっていません。

州立大学の現状についてはわからないのですが、連邦大学は「生徒の生活の格差」から ネット環境が整わない生徒がいるということで、ネット授業を行えていません。

アマゾナス連邦大学は7年前?のストライキ騒動で遅れた授業をようやく取り戻したところだったのに、残念ですなあ。

一方サンパウロ州では学校の再開は9月を予定しているとのこと。

とはいうものの、娘の通うUSPではずっとネットで授業をやっています。

コロナ騒動による中断なく。

大学はキャンパスでの授業を中断しネット授業に切り替えるにあたって、ネット環境が整わない生徒にはMODEM(携帯型ネット受信機)を貸し出したんですって。

すごいわねー。

さすがお金持ち!!

あ、公立、州立大ですからUSPって。

娘は年末まで大学もネット授業、仕事もテレワークです!

いいわねー。

そんなこんなで、ブラジルは徐々に日常を取り戻しつつあります。

あとは どこまで現在の感染状況をコントロールしていくことができるか?!

もしかしたら ここからが本当の意味での「正念場」になるのかもしれませんね。

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開いた 開いた1

2020年07月07日 | ブラジル雑記

日本での報道では、ブラジルではまだまだ新型コロナウイルスが猛威をふるっているように伝えられますが…

決して否定できないのが悲しいところね。

でもまあ、少なくてもアマゾナス州ではここのところ 感染者数は「平均すると」1000人以下、マナウス市内に限ると コロナウイルスによる死亡者も全くない日もあります。

日本からすると驚くほど数が多いかとも思いますが、これでもかなり落ち着いてきた方なのよ。

大体が日本みたいにきっちり「自粛」を守っている人たちばかりではなかったのでね、「第2波」なんて言われても どこ吹く風??

一応 スーパーなどの商業施設では入り口で検温、手洗い、アルコール消毒は常識、マスクは必需品です。

この間 スーパーの入り口で マスクをしていないがために入店できなかった人を見かけました。

意外に厳しいのよ。

段階的に行われてきた経済活動の緩和も、今週で第4期となりました。

先週の第3期緩和ではとうとうレストランの通常営業が認められるようになりました!!

嬉しかったわね、これは。

でも、実際にふたを開けてみたら、それほど賑わっていないのよ レストラン。

その代りに 街の中の人気者は「Entrega(配達)」のリュックを背負った「デリバリーサービス」のお兄さんたち。

早朝3時ごろであろうと、真夜中であろうと、縦横無尽に走り回っているわ。

多くの人のいる空間で物を食べるっていう行為は、みんな控えているのかしら。

ちょっとびっくりした現象でした。

それから、スポーツジムも再開しました。

テレビのニュースに出ていたマナウス市内のジムは、入り口では検温、指紋照合だった入り口は瞳認証??(顔をモニターに映して入場していたわ)、ジム内部はソーシャルディスタンスを保つためにマシンは一つおき等々、万全の処置をしていました。

さて、夫が通っていたジムはどうかな?

再開の通知が出て2日間ぐらいは、準備のためかまだ閉まっていたみたいだけど、現在は以前のように 周囲の道路はジムに通う人の車で一杯。

あれで中はソーシャルディスタンスなんて保たれているのかしら?

コロナ以前は毎日のジム通いが欠かせなかった夫。

「せっかく開いたのに 行かないの?」と尋ねたら

「うん、少し様子を見た方がいいよ。」とのこと。

ごもっともです。

せっかくここまで 安全のため外出を控えてきたんですから、ここで無理して完全の危険のあることをする必要はないですよね。

そんなわけで、徐々に生活は活動の幅が広がってきています。

全く以前と同じというわけにはいきませんが…

 

 

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