さて、「開いた 開いた」で親御さんがうれしい?はずなのは「学校!!」。
「うれしいはず?」になるのは、ブラジルはまあ、送り迎えの問題など 学校が始まったから親御さんがほっとすることばかりではありませんから。
でも まあ、8割ぐらいの親御さんは ほっとするでしょうね。
子供が学校に行ってくれたらね。
今回学校が再開したのはアマゾナス州、ブラジリア等4州?と聞きました。
ただ、アマゾナス州の場合は今回開いたのは私立学校だけだし、リオデジャネイロ州の場合は開いたけどまたすぐ閉まったとか?
情報が錯そうしております。
確かなところで、アマゾナス州。
今週の月曜日から私立の学校の再開が許可されました。
とはいえ、実際に月曜日から授業ができた学校は半分程度。
再会できた学校も 授業自体は分散登校などで通常の学校生活とは異なるものとなっています。
実際 ペケママ家の近所の私立学校もまだ授業は再開されていないようだし、勤め先の近くの私立学校では来週の再開を予定しているとか。
一方公立学校の授業再開は9月以降になるかもしれないとのこと。
公立学校は学校の施設の衛生管理の問題はもちろん、学校で供されるメレンダ(昼食)の調理と配膳の方法にも問題があるようです。
公立学校において 生徒のメレンダ(昼食)は生活の中で大きなウエイトを占めてます。
地区によって(森林の中の学校とか農村部の学校)は、学校でのメレンダが生徒の一日の中で唯一のきちんとした食事になることも。
実際にこのコロナ騒動の中でも、公立学校の生徒の家庭には「メレンダのセット」として食材が配られました。
教育の問題の他にも こんな生活に結び付く問題もあるのです。
州立大学・連邦大学の授業再開はまだ具体的には決まっていません。
州立大学の現状についてはわからないのですが、連邦大学は「生徒の生活の格差」から ネット環境が整わない生徒がいるということで、ネット授業を行えていません。
アマゾナス連邦大学は7年前?のストライキ騒動で遅れた授業をようやく取り戻したところだったのに、残念ですなあ。
一方サンパウロ州では学校の再開は9月を予定しているとのこと。
とはいうものの、娘の通うUSPではずっとネットで授業をやっています。
コロナ騒動による中断なく。
大学はキャンパスでの授業を中断しネット授業に切り替えるにあたって、ネット環境が整わない生徒にはMODEM(携帯型ネット受信機)を貸し出したんですって。
すごいわねー。
さすがお金持ち!!
あ、公立、州立大ですからUSPって。
娘は年末まで大学もネット授業、仕事もテレワークです!
いいわねー。
そんなこんなで、ブラジルは徐々に日常を取り戻しつつあります。
あとは どこまで現在の感染状況をコントロールしていくことができるか?!
もしかしたら ここからが本当の意味での「正念場」になるのかもしれませんね。