日本での報道では、ブラジルではまだまだ新型コロナウイルスが猛威をふるっているように伝えられますが…
決して否定できないのが悲しいところね。
でもまあ、少なくてもアマゾナス州ではここのところ 感染者数は「平均すると」1000人以下、マナウス市内に限ると コロナウイルスによる死亡者も全くない日もあります。
日本からすると驚くほど数が多いかとも思いますが、これでもかなり落ち着いてきた方なのよ。
大体が日本みたいにきっちり「自粛」を守っている人たちばかりではなかったのでね、「第2波」なんて言われても どこ吹く風??
一応 スーパーなどの商業施設では入り口で検温、手洗い、アルコール消毒は常識、マスクは必需品です。
この間 スーパーの入り口で マスクをしていないがために入店できなかった人を見かけました。
意外に厳しいのよ。
段階的に行われてきた経済活動の緩和も、今週で第4期となりました。
先週の第3期緩和ではとうとうレストランの通常営業が認められるようになりました!!
嬉しかったわね、これは。
でも、実際にふたを開けてみたら、それほど賑わっていないのよ レストラン。
その代りに 街の中の人気者は「Entrega(配達)」のリュックを背負った「デリバリーサービス」のお兄さんたち。
早朝3時ごろであろうと、真夜中であろうと、縦横無尽に走り回っているわ。
多くの人のいる空間で物を食べるっていう行為は、みんな控えているのかしら。
ちょっとびっくりした現象でした。
それから、スポーツジムも再開しました。
テレビのニュースに出ていたマナウス市内のジムは、入り口では検温、指紋照合だった入り口は瞳認証??(顔をモニターに映して入場していたわ)、ジム内部はソーシャルディスタンスを保つためにマシンは一つおき等々、万全の処置をしていました。
さて、夫が通っていたジムはどうかな?
再開の通知が出て2日間ぐらいは、準備のためかまだ閉まっていたみたいだけど、現在は以前のように 周囲の道路はジムに通う人の車で一杯。
あれで中はソーシャルディスタンスなんて保たれているのかしら?
コロナ以前は毎日のジム通いが欠かせなかった夫。
「せっかく開いたのに 行かないの?」と尋ねたら
「うん、少し様子を見た方がいいよ。」とのこと。
ごもっともです。
せっかくここまで 安全のため外出を控えてきたんですから、ここで無理して完全の危険のあることをする必要はないですよね。
そんなわけで、徐々に生活は活動の幅が広がってきています。
全く以前と同じというわけにはいきませんが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます