おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

作曲家を知ろう!シューベルト

2023年01月05日 | 作曲家を知ろうシリーズ

毎月、生徒さんに聴いてもらっている作曲家シリーズ。

今月はシューベルトです。

皆、知っているような知らないような顔をしておりました。
曲を聴くと「あっ、この人」となりそうな作曲家です。


これまで生徒さんに聴いてもらった曲で、給食の時にいつも聞いているという曲がありました。

私のシューベルトとの出合いは、まさに給食。

小学校の時に、シューベルトの軍隊行進曲がよく流れておりました。


給食が音楽を聴く時間になっているのは悪くはないと思いますが、日本はとにかくBGMが多い。

なぜなのでしょう・・

シューベルト | Composer Sakkyokuka

Composer Sakkyokuka

 



このシリーズで、毎回作曲家の似顔絵を書いてくれる生徒さんがいます。
最初の頃は感想は全く書かず似顔絵のみでした。しかし、最近は感じたことを一言書いてくれます。
1年以上続けていると、だんだん聞くことに慣れてくるようで、初めの内は難しい言葉で感想を書かなければいけないと思っていた節がありましたが、最近は素直な言葉で書いてくれるようになっている気がします。

似顔絵シリーズを動画にまとめてみました。

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ピアニスト佐藤卓史さん、全音ピースチャレンジ

2023年01月03日 | コンサート情報

ピアニストの佐藤卓史さんが、「全音ピアノピース毎日演奏チャレンジ」というものを始められました。

これはスゴイ!

曲の解説もあります。

ソナチネアルバムの解説の講座を開かれているので、このようなものはお得意なのかもしれませんが、結構大変な企画です。

多くのピアノ愛好者が参考にできる企画。
良いものを考えられました。


同郷のピアニストなので、ちょっと応援しています。
デビュー20周年なのだそうです。



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仲道郁代さんベートーヴェンマスタークラス 後編 吉見有貴さん

2023年01月02日 | コンサート情報

仲道さんのマスタークラス後編が公開されました。

受講生は吉見有貴さん。
曲はOp.110です。


熱いレッスンです。仲道さんのベートーヴェンへの情熱をヒシヒシ感じました。

このソナタの成立背景や構成などを伺っていると、弾きたい気持ちになってきます。

ここはこう弾くというレッスンではなく、論理性を持ちながら感情を読み解いていくレッスンで、惹き込まれました。面白いです。

後期のソナタの苦悩、嘆きから救いへと昇華していく音楽の表現に若い吉見さんが懸命について行く姿、良いものです。




ベートーヴェンの音楽の主語が、「私」から「我々」に変わっていくお話。とても納得。

そして、音楽をする人は人の痛みを知ることが基本だと思う。作曲家も痛みがあるから曲を書いていて、ハッピー、ハッピーだと書こうと思わないのでは、との仲道さんのお話。



私が子供たちに使っている教本の著者が、アメリカの本は楽しい曲ばかり。人生は楽しいことばかりではない。人の痛みを知ることが思いやりのある人間を育てる、とおっしゃっています。

不思議な音の国の曲は、短調の曲が非常に多いのですが、何を表現した曲かが物語になっています。
音楽は楽しいもの、と思っていらっしゃる保護者の方には思っていたものと違うレッスンと思われているかもしれませんが、私が子供たちに伝えたいのは、やはり人の感情を想像すること。

ここは譲れないなと、新年早々思ったのでした。


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