歌で覚える鍵盤。
みんな大好き!「かえるのうた」
この曲は「ドレミファミレド」と往復になります。
最初と最後がこの音です。
いきなり全曲弾かず、まずはこの部分を練習です。
右手で弾いても良いですが、
右手 ドレミファ
左手 ミレド
と分けても良いと思います。上行形と下行形と分けて捉えることが出来ます。
次は「ドドドド」と4回弾く部分を追加。
最後のフレーズは8分音符ですが4分音符にして良いと思います。
最初と同じ弾き方です。
そして最後に2つ目のフレーズ「きこえてくるよ」の 「ミファソラソファミ」を練習。
これも
右手 ミファソラ
左手 ソファミ
そうすると次の4回の「ド」は左手の方がとりやすいので、初めからこの部分は左手で練習をしておくと良いです。
いきなり最初から最後まで順番に練習しなくとも、わかりやすい所から練習をしても曲が分かるのが童謡の良さです。
弾けるようになったところを連弾で弾き、まだ練習していない所は歌えば良いのです。
これまで取り上げた「ひげじいさん」「チューリップ」「ぶんぶんぶん」「かえるのうた」は大体どのお子さんも知っています。
知らないというお子さんも時々いますが、それは曲名を知らない場合が多く、歌って聞かせると大抵「ああ」と言います。
シンプルで、音域が狭く、同じメロディーが繰り返されることの多い童謡は、やはりピアノの習い始めには活用できます。
豪華なアレンジで格好よくする必要はなく、子どもの耳がその音を聴きやすいようにシンプルに、でもほんの少し手を加えたアレンジで伴奏出来たら更に良いかもしれません。