あの赤いクマさんの楽譜。
Die Russische Klavierschule (ロシアンピアノスクール)
先週見た時に大きく値上がりしていて驚きましたが、今週は更に上がり4640円
これに送料が入ると4890円。
私が高校生の時に買ったベートーヴェンのヘンレ版のソナタが確か6000円でした。
この時も外国の楽譜はなんて高いんだと驚きましたが、あの分厚さですし一生使いますし必要なものでした。
しかし、赤いクマさん。
内容は申し分ありませんが、趣味の生徒さんにこの値段ではおすすめできません··
先週3800円くらいだった時に、そのようなことになっているとは知らずにおすすめしてご購入頂いたのですが、まだその時で良かったほどです。
ユーロは現在149円台後半。
ヘンレ版ベートーヴェンは運指ありで42.50€
赤いクマさんは、21.90€
子供用の教本としては妥当なお値段で、これまで買った子供用テキストと比べても安い方です。
ユーロ高の影響です。
これがいつまで続くのだろうとちょっと調べてみましたら、日銀の政策修正次第のような。
2023年後半に向けて130~142円台で推移する予想が野村證券や三菱UFJ から出ているようで。
イギリスがユーロ圏から離脱することが決まった時は110円台だったようです。
今は8年半振りのユーロ高だそうで。
赤いクマさんの楽譜が良いのは、短くて質の良い曲が選ばれているのと、少しずつ難易度が上がるので、この楽譜を使える生徒さんでしたらやり抜くことができるからです。
日本の質の良い曲集は難しいものが多く、挫折感を味わわせてしまう可能性があり悩めるところです。
ちょうど良い加減の楽譜を見つけるのはたいへんです。
ユーロ高よ、収まってほしい !
輸入版が必要な学生さんは今、楽譜が高くてたいへんな思いをしていますね。