おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ピアノだって身体の使い方がある

2021年03月26日 | 重力奏法
より多くの方に、ピアノを弾く身体の使い方が存在するのだと知ってほしいと思います。

そのようなレッスンを受けてきた保護者の方に出会うことはまずないので、理解して頂くのに正直骨が折れます。

バイエルくらいでレッスンを終わってしまった方は、弾きにくさが音が難しいからと勘違いされて辞められている可能性があります。

なので、子供には音の読み方を家でも教えられればもっと先へ進めると考えられているかもしれません。

身体の使い方が分かっていれば可能になることがたくさんあるのですが、イスに座って指を動かせばピアノは弾けると勘違いされている経験者の親御さんの意識を改革することは今でも難しいことです。

ピアノを習っている子供たちの奏法がもっと変わってくれたら、もっとたくさんの人がピアノを楽しむことができるのにと今も思います。

OGPイメージ

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日経ARIA

 

アレクサンダーテクニークの古屋先生の記事です。
先生が仰っている「何かができるようになることは人間の根源的な喜び」という言葉。苦悩しながらも根気強く挑み続けた者だけが得られるものです。

楽をして楽しみたいと、それをピアノに求めることは所詮不可能な話だといつも思います。少なくともレッスンを受けるには向いていないタイプです。

見たことのない景色が存在することを頑張った先にはあるのだと、生徒さんに見せたいと私は思っています。


おっ、フィギュアスケートの宇野選手。
全日本選手権の後「もっとスケート上手くなりてぇ」と思いました、と。

(世界選手権放送中です。フィギュアスケートを見るのが大好きです

これです!

結局、これです!

今日より明日、今より未来。

もっと良くなりたい、もっと理想に近付きたい、もっと納得のいく表現ができるようになりたい!

他人と比べて良い、悪いではないのです。


コメント
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