おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

カントロフのダンテ

2021年03月29日 | コンサート情報
3月29日は「ピアノの日」です。
1月1日から数えて88日目だからです。

そのピアノの日にフランスのカントロフがarte concertに登場。「Alexandre Kantorow au Piano Day」

ブラームス:バラードNo.1
リスト:ダンテを読んで
サン・サーンス:死の舞踏

「ダンテを読んで」から伝わる哀しみ。このような演奏は初めて聴きました。
カントロフの持っている感性。彼の中にはどれだけのものが詰まっているのでしょうか。

「死の舞踏」死は身分に関係なく容赦なく訪れ無に帰す。聴いていてゾゾッとしました。

やはり彼の演奏には毒性があって何度も聴いてしまいます。


Alexandre Kantorow au Piano Day - Regarder le programme complet | ARTE Concert

ARTE Concert invite à son Piano Day le jeune virtuose Alexandre Kantor...

ARTE

 

素敵な場所で演奏されていると思い調べましたら、Théâtre de l'Épée de Boisという場所。パリ12区とあります。どのような地区なのでしょう。石造りの部屋、木造の部屋などがある劇場のようです。石造りの部屋で演奏されていると思います。照明も素敵。
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生徒さん「カッコウ」を弾く

2021年03月29日 | 不思議な音の国
年中からピアノを始めた生徒さんの演奏を録画させていただきました。

ごく最近まで弾き方に興味はないような生徒さんでした。

初めの頃は1回弾いたらもう疲れておりました。
年長の終わり辺りから2回弾けるようになってきました。

そのような生徒さんに、音の出し方や発音を「不思議な音の国」では全曲通してやるのですから、よく投げ出さなかったと思います。お母様の支えあってのことです。

少し前まで、こちらの生徒さんは指を伸ばして叩くように弾いていました。
指先のことを注意しても面倒くさそうにしていました。

それが昨年末から、何も言わなくとも時々自分でそのように弾くようになっていました。

こちらの録画は練習を始めて2週目のものです。
部分的にテンポが速くなっておりますが、本人は気付いておりました。

リズムの軽快さがあって良いと思い、録画をさせてもらいました。
右手、左手とも重くならずに弾いています。レガートも指先が伸びていた頃はこうはいきませんでした。奏法はほとんど直しておりません。

以前の教本でしたら、ほぼ一人でこのような演奏はできませんでした。調性は♯4つのホ長調です。これも以前の教本でしたらまだまだ先の話しでした。

不思議な音の国下巻「カッコウ」(小1)


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