「L'ouverture à la musique vol.1」 のメロディーにどのような課題が載っているかを少しご紹介いたします。
初めは様々な楽器の音を聴きながら音の動きを当てるものが載っています。
第2章になると、2度、3度音程の上行下行を当てるものが出てきます。
いずれも矢印や階段状の絵が書いてあり、それを見て答えるので視覚も使って聴くことになります。
音は音叉を使って「ラ」の音から音程を覚えていきます。
「ラ、ソ、ファ」の3つの音をまとめて覚えます。
それが第3章ではト音記号、ヘ音記号へと結びついていきます。
この章では「ミ」まで覚えます。
ここで「ファ」と「ミ」が半音であること、「ラソファ」の間はすべて全音であることを聴いてわかるようにしていきます。
この章に面白いものが載っています。
「ラソファミ」の4つの音を曲に合わせて歌ったり、ピアノで弾いたり、またはじっと聴いたり・・
使い方は自由です。4つの音を耳で覚えていければ良いのです。
17世紀の古い歌と20世紀の「Hit The Road,Jack」という乗りの良い曲に合わせそれをします。
なかなか楽しい経験です。
しかもたくさんある音の中からその音を「聴き取る」のです。
初めから音楽本来の姿のまま聴音の力をつけていきます。
しかも音の読み方と同時に・・
常に曲を聴きながら新しい音を覚え、聴き取る力をつけ、セオリーも身に付けていきます。
第5章で「ラソファミレド」まで覚え、第6章で残りの「シ」を付け足してこれで完成です。
音楽には7つの音があり、曜日が新しい週になると繰り返されるように音もこの順番で繰り返され並んでいるのだということを理解してもらいます。
第6章では「ドレミ・・」の素となったグレゴリオ聖歌を聴くことができます。
そのようなものがあったのかと初めて知りました。
学生の頃習ったことがあるかもしれませんが、全く覚えておりませんでした・・
3フレーズ暗記しましょうとあります。
もしできるなら覚えられるところまで覚えて!とあります・・
覚えてみます・・
覚えるにあたり、順次進行している所、跳躍進行している所を探しましょうともあります。
このテキストは決して機械的にものを覚えることをしません。
考える力も付けていきます。
第7章からは実際に音程をとる練習が始まります。
音楽と共にリズムを覚え、音を覚え、音程が取れるようにし、聴音の力も付けていく。
これがフォルマシオン・ミュジカルです。
リズムカードだけ見せてリズム打ちを続けていても演奏に活かされない、聴き取ってほしいものだけ弾いて聴音をしていてもやはり演奏に十分に活かされない。
やはり音楽と連動していなければ音楽の力は身に付かないと思います。
このテキストを知っていただくことで、今まで当たり前のように行ってきたことを見直すきっかけにしていただけると幸いです。
子供たちや大人の生徒さんに、怖がらずに是非このテキストを使ってみて下さい。
音楽を楽しめる仲間が増えるはずです。
初めは様々な楽器の音を聴きながら音の動きを当てるものが載っています。
第2章になると、2度、3度音程の上行下行を当てるものが出てきます。
いずれも矢印や階段状の絵が書いてあり、それを見て答えるので視覚も使って聴くことになります。
音は音叉を使って「ラ」の音から音程を覚えていきます。
「ラ、ソ、ファ」の3つの音をまとめて覚えます。
それが第3章ではト音記号、ヘ音記号へと結びついていきます。
この章では「ミ」まで覚えます。
ここで「ファ」と「ミ」が半音であること、「ラソファ」の間はすべて全音であることを聴いてわかるようにしていきます。
この章に面白いものが載っています。
「ラソファミ」の4つの音を曲に合わせて歌ったり、ピアノで弾いたり、またはじっと聴いたり・・
使い方は自由です。4つの音を耳で覚えていければ良いのです。
17世紀の古い歌と20世紀の「Hit The Road,Jack」という乗りの良い曲に合わせそれをします。
なかなか楽しい経験です。
しかもたくさんある音の中からその音を「聴き取る」のです。
初めから音楽本来の姿のまま聴音の力をつけていきます。
しかも音の読み方と同時に・・
常に曲を聴きながら新しい音を覚え、聴き取る力をつけ、セオリーも身に付けていきます。
第5章で「ラソファミレド」まで覚え、第6章で残りの「シ」を付け足してこれで完成です。
音楽には7つの音があり、曜日が新しい週になると繰り返されるように音もこの順番で繰り返され並んでいるのだということを理解してもらいます。
第6章では「ドレミ・・」の素となったグレゴリオ聖歌を聴くことができます。
そのようなものがあったのかと初めて知りました。
学生の頃習ったことがあるかもしれませんが、全く覚えておりませんでした・・
3フレーズ暗記しましょうとあります。
もしできるなら覚えられるところまで覚えて!とあります・・
覚えてみます・・
覚えるにあたり、順次進行している所、跳躍進行している所を探しましょうともあります。
このテキストは決して機械的にものを覚えることをしません。
考える力も付けていきます。
第7章からは実際に音程をとる練習が始まります。
音楽と共にリズムを覚え、音を覚え、音程が取れるようにし、聴音の力も付けていく。
これがフォルマシオン・ミュジカルです。
リズムカードだけ見せてリズム打ちを続けていても演奏に活かされない、聴き取ってほしいものだけ弾いて聴音をしていてもやはり演奏に十分に活かされない。
やはり音楽と連動していなければ音楽の力は身に付かないと思います。
このテキストを知っていただくことで、今まで当たり前のように行ってきたことを見直すきっかけにしていただけると幸いです。
子供たちや大人の生徒さんに、怖がらずに是非このテキストを使ってみて下さい。
音楽を楽しめる仲間が増えるはずです。