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(プライバシー保護の観点から、先生のお姿は写しませんでした)
こんにちは。
昨日学会があり、修士論文の発表と、退官される先生の最終講義がありました。
最終講義というのは、大学の先生が退官する時に、学内・学外にお知らせして、文字通り最後の講義を行うというものです。
その退官される先生のご講演を拝聴していましたが、とてもすばらしいおことばがあり、思わず写真を撮ってしまいました。
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「その子のその子なりの成長を支援することで、結果としてささやかな成長を達成した子どもから幸せを感じるのは支援者自身でもある」
その先生は特別支援学校の校長先生だったご経験をお話になったのですけれども、これは特別支援学校に限ったことではなく、人と人との出会いすべてに言えることだなあ、と感じたしだいです。
友人、同僚、家族、教え子達、地域住民、それ以外のすべての人に対して、共通していえます。感覚的にわかることなのですが、忘れがちでもあります。
それから、先生のお話の中に、「子どもどうしを比較しない。今のこどもと昔のこどもも比べない。もともと、子どもはすべてちがうのだから」といった内容のお話があったと思いますが、これもすてきな言葉でした。私は、今いるこどもどうしを比べないようには気をつかいますが、つい昔のこどもはもっとしっかりしていた、と思ってしまうことがあるため、自戒していきたいと思います。
空間軸での比較(目の前にいる子ども)だけでなく、時間軸(昔の子ども)での比較もしない。こどもは全部違う・・・私は忘れかけていました。
F先生、とても素敵なお話をありがとうございました。
今日も来てくださってありがとうございました。