2022年5月6日(金)、ゴールデンウィークの谷間をねらって 1カ月ぶりに愛車に乗って 東京湾フェリーで海を渡りました。
頃は三浦半島でも新緑が美しい時で・・・
( この写真は「三浦富士」を南側から見たところ ・ 5月3日 撮影 )
家からフェリー乗り場までの約5kmの道のりは、このような海岸線を行きます
4月に行った時と同じような天候で、向かう所の千葉県の「鋸山」は霞みがち・・・
出航の35分前には乗り場に到着しましたが、決して余裕があるわけではありません。
乗るお客さんは「徒歩」「二輪車」「普通乗用車」「大型車」など様々ですが、車両甲板に乗り込むのは 自転車とオートバイが一番先なので モタモタしていられないんですよ~(;^ω^)
乗り場に着いたら スバヤク乗船券を買いに窓口に行って、対岸の金谷港からの船が着いて そちらからの車両が降りたら、 係員さんの誘導に品行方正・清廉潔白に従ってスバヤクおとなしく乗り込まなければイケマセンのです(*^^)v
今回もお世話になります、「かなや丸」さん!
( 愛車「マウンテンバイクのサンシャイン号」のバックに覗いている青い物体は、お良しの美貌を保つための日焼け止めです、アッハッハー(*'▽'))←なに言ってんだか f(^_^)
「かなや丸」客室の一部はサロン風になっていて、ふわふわした椅子で夢見心地を味わえます♡
お手洗いの脇にある子供用ベッドに常駐している 子守人形たち。
前日の5月5日まで たくさんの乗船客さんがいたようなので、疲れちゃってひっくり返っていました・・・(笑)
行ってきまぁーすよ、久里浜港~♪♫♪♫♪ さらば さらば・・・
出航してほどなく、トンビが1羽 どこからともなく現れて・・・
展望デッキのお客さん達が何か うまそうなものを持っていないかと探索している模様
ゆっくりと飛んで、なめるように下を見ていましたね~。でも、このとき見かけた鳥はこのトンビだけでした。
以前はカモメとトンビが うじゃうじゃ大挙してフェリーを追尾して、お客さんが投げ上げる「かっぱえびせん」などをパクついている光景が見られました。流行り病で乗っている人間が減ったので諦めちゃったのだろうか?
一抹の寂しさを感じながらも、お良しを乗せた「かなや丸」は順調な航海で千葉県へと向かっていきます。
( 船の後方を写しています。この写真の右奥に、久里浜港へ向かう「しらはま丸」の姿が )
三浦半島 ー 房総半島を結ぶ航海は約40分間。
写真ではわかりにくいのですが、はっきりと見えてきた「鋸山」などの南房総の山々も 濃い緑と黄緑色のパッチワークのような新緑模様で、わぁー♡ と声をあげちゃうぐらいの美しさです♪♫♪♫♪
この時の金谷港は 引き潮ぎみでした
船体を半回転させての着岸作業
( 船の前方を写しています )
スクリューぐるぐる
この写真で見えている陸地の、家が建っている際に道路がありまして、このあと私はそこを走っていくことになります。
船を降りたら あの漁船が泊っている上の道を行きまして・・・、突き当りを左折します。
左折すると大きな道路に出ます。
それで、、、見えますか??? 小さい山の下にトンネルがあるのですが!
あそこを行くのです。 もうネ、人が歩ける隙間(路側帯)もない せっまーい道なんですよ~! ギリギリ片側1車線ずつはありますけど、後ろから車が来たら自転車のことを追い越せないのです。 とっても短いトンネルなので、後ろから車が来ないタイミングをみはからって高速で抜けていく必要があります!
今回、下船の時に俊足のチャリダーの男性のみなさんがご同乗でしたので作戦を立てました!
同じ方向へ走っていく自転車さんの後をピタリと付いていく!という「一緒に行けば車も無理に抜きに来ないだろう作戦」です 🚴 待ってくれーい! おいてかないで~ てな具合で
フェリー乗り場から海岸道路に出る信号が青に変わった
カッコイイチャリのオニイサンが出る
お良しも懸命にスタート おっかないトンネルまでは軽い上り坂
オニイサン待ってぇ
ゴォーーーーーーーッ
トンネルを抜けたところもまだまだ狭いままの道がしばらく続きます
おのれ、館山自動車道から一般道へ下りてくる合流地点の信号が赤に変わってしまって、無情にも俊足チャリダーのオニイサンとお良しの仲を引き裂くではないかー パッカーン うぇーん
( ・・・て、単に私の足が遅かっただけですわ )
この後また走り出しましたが、下船後すぐに 私にとっては200%の馬力で走ったので激疲れしてしまい、後続のチャリダーの これまた俊足オニイサンに追い抜かれました。
自転車乗りのルールで、安全に追い抜くために 横に並んだ時に左手で合図を出してくださいました
しかし、心拍数が上がっていた私は お返事することもできませんでした、ごめんなさいー! たいへん失礼しちゃいました!
下船から道草をすることなく到着した目的地はこちら
「漁師料理 かなや」さ~ん♡
建物の脇に「足湯」場があるのですよ~♪♫♪♫♪
ひゃぁ~♡ 今日はちょうど良い湯加減で気持ちいい~♡
( いつもたいてい熱い )
まだ10時を過ぎたばかりで人が少なくてイイ感じ♪♫♪♫♪
お良しから見える景色はこんな感じ♡
正面は海で、はるか先に横浜のビル群がうっすらと見えていました。
そして、足湯に浸かりながら右を見ると丸っこい山が見えます。
麓にはJR内房線が走っています。一昨年の10月に来た時、この山には三浦半島と同じように「どんぐり」が生るの木の「ナラ枯れ」現象が所どころに見られました。
( 常緑樹であるはずの葉っぱが茶色く枯れていた )
でも、この日の山肌は一面が緑色になっていました。枯れた場所が空いたので、周辺の健康木の枝葉が広がってきたのだとしたら良かったです\(^-^)/
あったまって真っ赤っかになったおみ足。
( お見苦しくてスイマセン!)
ここまで走ってきて疲れた足が、スーッと軽くなりましたよー(=^・^=)♡
この時、急に頭上から賑やかな声が聞こえてきました♪♫♪♫♪
ツバメの巣があって、つがいと思われる2羽が帰ってきたのです。
卵を温めているのかな? お尻だけ出して、静かに向こうをむいてしまいました。。。
昼間は絶え間なく音楽が流れているスピーカーの上なのに うるさくないのかなぁ?
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足湯からあがったら、今度は磯遊び♪♫♪♫♪
自転車はあそこの駐車スペースに置いといて・・・
フェリーの行き来が見える 磯場に下りてみました。
( この写真はズームインして撮っていますので、実際の船は遠くに見えています )
海岸線道路と、JR内房線のすぐ下に磯があります!
この時間帯は引き潮でした
むこうの岩場に「ウミウ」が羽を休めていました。
小石をひっくり返して 🦀カニと戯れるお良し♡
あっちに目をやれば、ふるさとの三浦富士が見えてるわ~
家から持ってきたリンゴ2分の1個 と チーズ1個をここでおやつとして食べました。
( これが幸いにも、のちのち私の命をつなぐことになるのデス。【後編】で述べます )
「漁師料理かなや」で昼食を摂りたかったのですが予算が合わず泣く泣く中止
お土産売り場がとっても充実しているので見たかったのですが、磯遊びに夢中になっているうちに観光バスが4台も到着しちゃって混み混みになってしまったので、これも泣く泣く中止
やっぱり東京湾フェリー乗り場の食堂でお昼にしよう と決心して、来た道を戻り始めました
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俊足チャリダーのオニイサンに食い下がって走ってきた道は こんな感じです。
狭くて怖いトンネルは金谷港の近くの1つだけで、他は左のトンネルのように 新しくしてあるのです。
( 右側の旧トンネル道へいってみたことがあります。自転車と徒歩なら通り抜けできますが、倉庫みたいな使い方になっていますね )
どの季節に来ても 澄んだ水で美しい風景です
金谷港に戻る途中にある集落の中にて
船を上げ下ろししていたであろうレールが何本も残っています。もしかしてまだ現役???
帰りは例の狭いトンネルを一人で通って、やれやれ、お腹がすいちゃった と、フェリー乗り場に戻ってきた私。
東京湾フェリー レストラン「波留菜亭」( はるなてい )で、海鮮丼を食べようかなぁ? アジフライにしようかなぁ?
と、ウキウキ気分で愛車を停めて中に入ろうとした その時
【後編 ・ 町のピザ屋と義理人情】に続きます