my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

決められません。

2010年12月30日 | ファッション(時計)



 今年一年自分にお疲れさま名目で、以前から継続して時計探し(調査)を続けていましたが、いまだにとても迷っています。

 
 年内には決めて購入する予定だったんですが、これはおそらく年明け一発目は腕時計になりそうです。

 

 できればオンオフ、シーンを問わずなんとか兼用活用できるようなもので。



 そんなことお前の心の中で密かに葛藤しておいて、と言われそうですが、候補は以下の通りです。すごくベタです。そして文中に「よくわからないのですが」を連発します(実際時計のことよくわからないので)。


 第一候補 ロレックス エクスプローラー1

 第二候補 ロレックス シードゥエラー 

 第三候補 ゼニス エリート ウルトラシン

 第四候補 IWC マーク16

 第五候補 オメガ スピードマスタープロフェッショナル

 第六候補 ミューレ ゲルマニカ クロノグラフ

 第七候補 ロンジン レジェンドダイバー

 第八候補 ベル&ロス ヴィンテージ126 クロノ


 ※ちなみに第一第二などの数字は便宜上のもので、順位ではありません。



 並行輸入品でもなんでも構いませんが出来れば全て現行新品で。


 全ての候補に相似性とか一貫性がまったく感じられないと思いますが、今のところ手が届く(ROLEXになるとかろうじて...)範囲で欲しいのはこのあたりです。







 

 第一候補のエクスプローラー1は2010年モデルチェンジされた最新の Ref.214270 です(ケース径従来36ミリが39ミリに)。昔からロレックスといえばエクスプローラーを第1に考えていました。細かい点はよくわからないのですが、どこをとっても文句のつけようの無いデザインバランス。そしてノンデイト。ややブランド的な(悪い意味での)偏見もあったのですが、実際無視出来ないここの時計としての様々な付加価値。今回賛否両論のモデルチェンジですが、僕は実際見たところ最新版はとても気に入りました。予算がこのまま許すならぜひ購入したい。








 

 第二候補のシードゥエラーですが、これはよく似ている人気のサブマリーナーと具体的に細かくどこが違うのか充分わからないなりに(一応シードゥエラーはスペックがプロ仕様)、サイズや手にとってつけてみた感覚を比較すると僕の中でシードゥウェラーに軍配があがりました。ほんとにほのかな雰囲気の違い、というか所有する喜びが優りそう。これもかなり欲しい。使い込んでベゼルがキズだらけになったらほんとに宝物になるでしょう。ちなみにイングランドのD.ベッカムも使っていたとか。しかし特にベッカムは好きではありません。新型サブマリーナーももちろん含めて、とにかくこれは実用時計としては文句のつけようがありません。でも高い。






 
 

 第三候補のゼニス「ウルトラシン」ですが、これはやはり驚異的なコストパフォーマンス、高性能の自社製ムーブメントで30万円台。淡白で洗練されたデザインもすごく好みです。ゼニスのシンプルなこの1本を選ぶことでなんとも「わかってる感」を醸し出すことができそう(実際はなにもわかってないけど)。実物を見せて説明してくれたお店の方もえらく大絶賛しておられて、雰囲気的にそのまま決めてしまいそうになりました。危ない危ない。。。 








 

 第四候補のマーク16。これは、いつか必ず買おうとずっと(もう何年も)心に秘め続けてきたものです。その魅力は男なら大抵の方は一見して感じ取られるはず。だからあまり適切な説明が出来ないこともあり、特に何も言うまい。でも現在の気分は正直クラシックなパイロットウォッチに向いていません。また先でいいかなと思っています。いつかは買うと思います。 








 

 第五候補の「スピマスプロ」ですが、今まで全く興味がありませんでした、社会人になりたての頃、同社のシーマスターを購入したときも「スピマス」は全く念頭になかった、、でも現在すごく気になります。手巻きってのが特に魅力。他にどこに魅力を感じるのか、はよくわかっていません。人気があるからでしょうか。







 (※適当な画像がありませんでした)

 第六候補のゲルマニカ。名前が素敵ですね。グッと地味な候補になりましたが、大好きな「ミューレ」の上位モデル。実物を見ていないのでこのままでは決めようがありませんが、ミューレへの愛着を貫きたいと思わせる程、「なんとなく」すごく良さそうです。色んな時計を知っているわけではないのでなにがと言われるとわかりませんが、ここのは質感がどれも無骨で良い。








 

 第七候補の復刻レジェンドダイバー。一時期のロンジンのイメージダウンからは昨今やや回復傾向なのだと思われます。単純に復刻のバックグラウンド、デザインやスペック的にも謙虚堅実でちょうどよい。分厚過ぎず、スーツにも合わせようと思います。そしてなによりお手頃感。デイト表示がないのも良い。これも昔から結構欲しかったので。。。








  

 第八候補のベル&ロスはなんとなく飄々としていて立ち位置というか、その存在感が好きです。こういう時計を選ぶ自分でありたいと、何故か思ってしまいます。もう単純に瀟酒なデザインですね。ただ、正規価格だと高すぎるとの声も。並行輸入品を狙うべきでしょう。







 というところです(曖昧なひどい解説でした...)。そのほか番外でミューレのダイバーズ、SEIKOのセイコーブライツ フェニックスの漆黒の、あと定番でタグホイアーのカレラクロノグラフタキメーターも少し気になります。


 マーク16、スピードマスター、あたりはまたいずれ将来的に、という感覚があるので、、そうなると絞られてきますね。


 それと、ミューレの「ゲルマニカ」は実物を見てみないと。。。




 相当思い切ることが出来ればエクスプローラー1(場合によってはシードゥウェラーorサブマリーナー)。思い切れなければゼニスの「ウルトラシン」、もしくはベル&ロス。あるいはさらにロウリスクで「レジェンドダイバー」ってこともあり得そうです。

 比較基準も曖昧、しっかりした用途設定、意義になんら立脚しておらず、なによりわからないことだらけでよくここまで「なんとなく」候補をピックアップできたなあ、と自分で一応感心しています。


 「K」(彼女みたいなひと)の許可は得ているので早く向こうの気が変わらないうちに決めたいっていう焦りがあります(なんで自分の稼いだお金で買うのに『許可』なのか納得がいかぬが.....)。


 こうしてああだこうだ考えてるのは気楽で楽しいもんですね(長々とすみませんでした)。

 

 休みに入った今、僕の頭の中の65%ぐらいが時計のことで占められています。

 

 それにしてもどうやって決断したらいいものか、、、ほんとに時計ってよくわかりません。



 でもきっと新年早々、、買うでしょう(ですので年明けのセールは不参加の方向で....)。



 (※やむを得ずの画像借用、まことに申し訳ございません)

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2010年靴納め 【三陽山長 キャップトゥ『友二郎』】

2010年12月30日 | ファッション(靴)



 慌ただしかった師走。

 
 さすがに僕も普段どおりうわのそらで仕事しているわけにはいきませんでした。


 それでようやく年末となり、仕事もどうにか片付きました。



 今年は仕事に関してはどうも張り合いのない一年だった気がして、今更反省しきりなんですが、録画していた「坂の上の雲」を観てたら元気になってきました。 
 



 ほんの少し前のことなんですが、忘れかけていた「なにか」を取り戻す為に、とにかくしっかりしたフォーマル靴を購入しました。



  



 今年三足目の「山長」。



 



 ストレートチップの「友二郎」(トモジロウ)です。ユウジロウではありません。



 



 このお店のオリジナル靴にしては最高ランクのお値段(税込約6万円)。


 でも、文句無く納得のいくクオリティの一足でしたので、迷いどころか安いとさえ感じました(まーそれは言い過ぎ)。



 ちなみに以前の記事(こちら)のものです。



 それとですね、マウンテンブーツの「山ちゃん」と同じ謳い文句「イルチア社製ボックスカーフ」にまたそそられてしまったのですが、そんなことよりなによりラスト(木型)の出来が秀逸。


 程よくスマートなノーズにしなやかな曲線美のラウンドトゥ。



 



 どれほど世の中で高い(ほぼ絶対的な)評価を受けている靴であっても、あらゆる角度で仔細に眺めればなにかと形に関しては不満点が出てくるものでした。

 その点この「友二郎」が意外に理想的だったんです(これは贔屓目ですか...)。



 
 

 
 小さなヒールカップに加えて、土踏まずの絞り込みはかなり積極的に攻めてます。

 一方ポールジョイント幅は極端に細められていないので、非常に肉感的でしなやかな、いわゆる「細マッチョ」という、今日世の女性から高い支持を集め得る、刺激的なフォルムとなっています(気持ち悪い説明ですみません)。



 



 ソールは当然ツルピカのヒドゥンチャネルですが、ツーと滑って行けそうなぐらいで恐ろしい。


 さらに、このボックスカーフはエドワードグリーンで用いられている革とほぼ同程度という少し卑屈な要出典の情報も頂きました。


 6年がかりで商品化にこぎつけたという山長の純正シュートゥリーも同時に購入。

 
 





 名より実をということで、高品質な黒ストを秋頃から検討していて、「ミヤギコウギョウ」か、この「山長友二郎」という国産二強に絞り、特に自分の足に合っていると感じた友二郎さんに決めました。


 はっきりいって僕の知識感覚程度では正直品質やつくりに関して全く甲乙つけられません。ただミヤギコウギョウが、やけに「エドワードグリーン」という名を明瞭に想起させる「ものづくりテーマ」を掲げているように思われて仕方なかったので、、個人的にマイナスとは申しませんが、購入に至る程のシンパシーを感じさせなかったのかも(念の為補足として、ミヤギコウギョウの靴も履いてみた感触、作り込みが明らかに素晴らしかったのは言うまでもありません)。


 
 普段のビジネス靴は、あくまで黒ストなら「パークアヴェニュー」中心ですが、「友二郎」は少し気合いの入る重要な場面でここぞとばかりに登板させましょう。


 来年は友人の結婚式がいくつかある為(一応僕自身も....)そこでもお世話になる予定です。

 

 新年仕事始めでの履きおろしが楽しみになりました。 



 気になっていた理想のものが無事手に入って、気持ちよく新年を迎えることができそうです。

 

 年内靴納めでした。






 












コメント (4)
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