私、ついについに買ってしまったの、DVD BOXを!
しかも、これまでほとんど見たことがなかった韓国ドラマ!
ご覧になったことありますか?「製パン王キム・タック」(Baker King, Kim Tak Goo)
この夏フジテレビ韓流αでも放送されていた、
70~80年代の実際の韓国製パン業界を舞台にしたこのドラマ。
韓国ではなんと最終回50.8%、瞬間最高視聴率58.1%という
驚異の数字をたたき出した大ヒット作だそうです。
そして内容は・・・もう感動の嵐、嵐、嵐なの!
パン製造会社コソン食品会長ク・イルチュンと使用人との間に、
私生児として生まれたキム・タック。
幼少期に会長の元に引きとられますが、
そこにはもう一人の息子ク・マジュンが・・
ク家の長男、コソンの跡取りとして育てられてきたマジュンとは違い、
タックを待ち受けていたのは逆境と試練でした。
持って生まれたそれぞれの運命・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f5/f20669ebf623a330f6fcb7cb0a89798a.jpg)
会長はタックを「特別な子」として愛情を注いてきたけれど、
コソンの跡取りをめぐる陰謀で12歳のときに母親が行方不明となり、
タックは黙って家を出て、生死すらわからない母親を探し回り、
ありとあらゆる苦労をしながら一人で生きてきました。
そして12年後に行き着いた先が「パルボン・ベーカリー」。
「ボクはパンが大嫌いだ。パンを食べると決まって嫌な事ばかり思い出してしまう。
パンにはいい思い出なんかないんだ。」
そう言うタックに、製パン界の生きた伝説パルボン先生は、
「お前は今まで正しく生きてこなかったようだな。
正しく生きろ。正しく生きるというのは、
恨みや怒りや憎しみ、憎悪の心をなくすことだ。
人を恨んだり憎んだりして生きてきたからパンが美味しくないんだよ。
そろそろこのパンと仲直りしてはどうだ。
お前の心の中にある恨みや辛い思い出とも仲直りしろ。」
タックは先生の作ったパンを食べながら、
パンを食べている幸せな自分もあったことを思い出し、涙を流します。
第8話
(字幕は??ですが・・)
パルボン先生のその言葉、
そしてパンを食べながら思い出す、幼少期に母親から聞いた数々の言葉が、
タックの人生を変えていきます。
そして天性の嗅覚と向上心でパン作りの才能を開花させていきます。
正直で一途なタックには人を感動させる善の魅力があり、
タックにかかわる人たちはいつの間にか正しく導かれ、
それがタック自身の幸せにもつながっていきました。
そして最終回直前・第29話 私が好きなシーンの1つです。
将来が約束されすべてに恵まれてきたかに見えるマジュンは、
実は会長の本当の息子ではなく、母親と秘書室長との子供でした。
さらにマジュンは12歳のときに祖母の死に母親が関わっている現場に居合わせ、
心に深い傷を負い、孤独にさいなまれ、すべてを憎み、つっぱって生きてきました。
だから私は悲しき悪役マジュンを放っておけな~い!
クラブで暴れるマジュンを連れ帰るタック。
「なぜだ?お前には父も母もいる。コソン家もあるじゃないか。ユギョンだっている・・
(ユギョンはタックと相思相愛にもかかわらず、いろいろあってマジュンと結婚してしまった)
それなのにこれ以上、何が必要なんだ?」
「父親?コソン?ユギョンだ?そんなもの、ただのうわべだけのものだ。
俺のものなんかじゃない。俺には何にもない。お前が俺を惨めにさせるんだ。」
「マジュン、お前は大人だ。しっかりしろ!
結婚もして守るべき家族がいるじゃないか。それにまだ俺たちの3番目勝負が残ってる。
世界一幸せなパン、これが最後のテーマ、先生が与えて下さった課題だ。
先生が亡くなる時に何をおっしゃっていたかわかるか?お前のことだよ。
お前は俺の人生の友だ、お前と死ぬまで一緒に生きろとおっしゃった。
これがお前と俺が一生の間、解かなければならない課題だ。
お前もそれをわかっているはずだ。
一緒に生きよう。死ぬまで一緒にいる友達だ。」とタック。
思慮深く洞察力に優れていたパルボン先生は、
これまで2人に2つの試験を課してきました。
第1次試験の課題 「世界一腹を満たすパン」 、
それは、「思いやる心」を、
第2次試験の課題 「世界一面白いパン」は「チャレンジ精神」を、
そして、最後の課題 「世界一幸せなパン」には、
「これから歩んでいく中で作るべきパン」という意味が・・
パルボン先生は、2人をパン職人として育てる前に、人として育ててきたんです。
このドラマを見ていて、人の縁の深さと大切さをつくづく感じます。
人はあらゆる面で影響し合って生きていること、
人を許すこと、すべてのことを受け入れることの意味、
いろいろなことを考えさせられます。
最初からラストまで背景がきちんと組み立てられていて、
いわゆる悪役と呼ばれる人たちにもそれなりの理由があることがきちんと描かれているので、
人を許すという行為を学びやすくなっています。
全30話という長編ですが、レンタルでも出ています。秋の夜長にぜひぜひお勧めです!
希望は眠らない夢/ギュヒョン(Super Junior)
毎晩、夜な夜な繰り返し繰り返し観ているの!
でも実は最終回はまだ観ないで大切にとってあるんです。
観るのがもったいなくて(#^^#)
しかも、これまでほとんど見たことがなかった韓国ドラマ!
ご覧になったことありますか?「製パン王キム・タック」(Baker King, Kim Tak Goo)
この夏フジテレビ韓流αでも放送されていた、
70~80年代の実際の韓国製パン業界を舞台にしたこのドラマ。
韓国ではなんと最終回50.8%、瞬間最高視聴率58.1%という
驚異の数字をたたき出した大ヒット作だそうです。
そして内容は・・・もう感動の嵐、嵐、嵐なの!
パン製造会社コソン食品会長ク・イルチュンと使用人との間に、
私生児として生まれたキム・タック。
幼少期に会長の元に引きとられますが、
そこにはもう一人の息子ク・マジュンが・・
ク家の長男、コソンの跡取りとして育てられてきたマジュンとは違い、
タックを待ち受けていたのは逆境と試練でした。
持って生まれたそれぞれの運命・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f5/f20669ebf623a330f6fcb7cb0a89798a.jpg)
会長はタックを「特別な子」として愛情を注いてきたけれど、
コソンの跡取りをめぐる陰謀で12歳のときに母親が行方不明となり、
タックは黙って家を出て、生死すらわからない母親を探し回り、
ありとあらゆる苦労をしながら一人で生きてきました。
そして12年後に行き着いた先が「パルボン・ベーカリー」。
「ボクはパンが大嫌いだ。パンを食べると決まって嫌な事ばかり思い出してしまう。
パンにはいい思い出なんかないんだ。」
そう言うタックに、製パン界の生きた伝説パルボン先生は、
「お前は今まで正しく生きてこなかったようだな。
正しく生きろ。正しく生きるというのは、
恨みや怒りや憎しみ、憎悪の心をなくすことだ。
人を恨んだり憎んだりして生きてきたからパンが美味しくないんだよ。
そろそろこのパンと仲直りしてはどうだ。
お前の心の中にある恨みや辛い思い出とも仲直りしろ。」
タックは先生の作ったパンを食べながら、
パンを食べている幸せな自分もあったことを思い出し、涙を流します。
第8話
(字幕は??ですが・・)
パルボン先生のその言葉、
そしてパンを食べながら思い出す、幼少期に母親から聞いた数々の言葉が、
タックの人生を変えていきます。
そして天性の嗅覚と向上心でパン作りの才能を開花させていきます。
正直で一途なタックには人を感動させる善の魅力があり、
タックにかかわる人たちはいつの間にか正しく導かれ、
それがタック自身の幸せにもつながっていきました。
そして最終回直前・第29話 私が好きなシーンの1つです。
将来が約束されすべてに恵まれてきたかに見えるマジュンは、
実は会長の本当の息子ではなく、母親と秘書室長との子供でした。
さらにマジュンは12歳のときに祖母の死に母親が関わっている現場に居合わせ、
心に深い傷を負い、孤独にさいなまれ、すべてを憎み、つっぱって生きてきました。
だから私は悲しき悪役マジュンを放っておけな~い!
クラブで暴れるマジュンを連れ帰るタック。
「なぜだ?お前には父も母もいる。コソン家もあるじゃないか。ユギョンだっている・・
(ユギョンはタックと相思相愛にもかかわらず、いろいろあってマジュンと結婚してしまった)
それなのにこれ以上、何が必要なんだ?」
「父親?コソン?ユギョンだ?そんなもの、ただのうわべだけのものだ。
俺のものなんかじゃない。俺には何にもない。お前が俺を惨めにさせるんだ。」
「マジュン、お前は大人だ。しっかりしろ!
結婚もして守るべき家族がいるじゃないか。それにまだ俺たちの3番目勝負が残ってる。
世界一幸せなパン、これが最後のテーマ、先生が与えて下さった課題だ。
先生が亡くなる時に何をおっしゃっていたかわかるか?お前のことだよ。
お前は俺の人生の友だ、お前と死ぬまで一緒に生きろとおっしゃった。
これがお前と俺が一生の間、解かなければならない課題だ。
お前もそれをわかっているはずだ。
一緒に生きよう。死ぬまで一緒にいる友達だ。」とタック。
思慮深く洞察力に優れていたパルボン先生は、
これまで2人に2つの試験を課してきました。
第1次試験の課題 「世界一腹を満たすパン」 、
それは、「思いやる心」を、
第2次試験の課題 「世界一面白いパン」は「チャレンジ精神」を、
そして、最後の課題 「世界一幸せなパン」には、
「これから歩んでいく中で作るべきパン」という意味が・・
パルボン先生は、2人をパン職人として育てる前に、人として育ててきたんです。
このドラマを見ていて、人の縁の深さと大切さをつくづく感じます。
人はあらゆる面で影響し合って生きていること、
人を許すこと、すべてのことを受け入れることの意味、
いろいろなことを考えさせられます。
最初からラストまで背景がきちんと組み立てられていて、
いわゆる悪役と呼ばれる人たちにもそれなりの理由があることがきちんと描かれているので、
人を許すという行為を学びやすくなっています。
全30話という長編ですが、レンタルでも出ています。秋の夜長にぜひぜひお勧めです!
希望は眠らない夢/ギュヒョン(Super Junior)
毎晩、夜な夜な繰り返し繰り返し観ているの!
でも実は最終回はまだ観ないで大切にとってあるんです。
観るのがもったいなくて(#^^#)