放射線理解の問題点2

2012-11-29 10:15:07 | 放射能
放射線の理解について日本人は特にあると思うのですが、「放射能怖い」の意識が強いのではないでしょうか。
年配の方だと原爆やチェルノブイリ事故のイメージが強く、やたら怖いものというのが前提にある方々も多いような。
若い方でも修学旅行で原爆資料館で見たトラウマでとにかく怖いという意識からなかなか抜け出せなかったという話も聞いた事があります。
平和教育は大切ですが、怖いという意識だけ植え付けて中味まできちんと学習しないのは良くないですね。
放射線は少しでも怖いものだというイメージが前提にあって、ネットでチェルノブイリや核実験の動画でも見たらよくわからないけど危険なんだー、という意識が作られてしまいます。
そのせいか0ベクレルの食材を探しているような人もいて驚くのですが…震災前から0ベクレルの食材はありませんよー。
原爆やチェルノブイリと比較するにしても、まずその時の数値はいくらだったのか?震災前と現在の比較など科学的に検証しないとさっぱりわかりませんからね。
被害についても言われている事は玉石混淆。ネットで見ても、他人の話を聞いても嘘と真実を見分ける事ができないと騙されてしまいます。
その為に科学の知識を身につけようということです。
科学の目線で見るということは思想や感情に左右されず、事実だけを見る手段ができるということでもあります。
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