日光皮膚炎

2009-05-08 12:48:55 | 新入り猫たける
メラニンの少ない毛色の白い(あるいは淡い色の)猫がなりやすい皮膚病。
紫外線の強い春から秋にかけて、よく直射日光にあたると
毛の少ない耳の先端部分(ほとんど両耳)や鼻先などが赤くなります。
ひどくなると出血し、かさぶたができたりします。
あまり日光にあたらないようにすれば自然に症状も改善します。
野良猫で真っ白な子の耳がボロボロな場合があるのは、
毎年日光にさらされて耳の先端が変性しているからです。
ひどくなると悪臭を放ち、がん化することもあります。
日光皮膚炎による炎症がひどければ、抗炎症剤などを塗って炎症を抑えることもあります。
一番の予防は室内飼いで紫外線を避けることにつきます。

真っ白な猫を飼うのは初めてなので、たけるが来るまで白猫にこのような症状があらわれやすいことを知りませんでした。
オゾン層の破壊で紫外線も強くなっているのかもしれませんね。
たけるも野良の時は耳の毛が抜けて、黒いかさぶたがいくつもありました。
室内飼いにしてから毛も随分生え、かさぶたも減っています。
しかし、暑くなるにつれ、少しづつ毛が薄くなってかさぶたも1つ2つあります。
まだまだ仲が悪く隔離していることが多いのですが、その部屋が2階で暑くこれから大変そう・・・
日当たりも良い・・・のはあまりいいことがないように思いますね。
日本は日陰の文化という気がしますし。
サンスクリーン剤を塗る方法もあるそうですが、猫は体を舐めるのであまりいろいろ薬剤は使いたくありません。
紫外線防止フィルムを窓に貼ろうと思っています。
コメント (4)
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