帰省2日目その2

2008-09-20 15:33:49 | Weblog
青森県立美術館
に行ってきました。
青森市は結構遠い?初めて行きました。



美術館は現代アートが多く,トイレの洗面台もこのようにデザイン的なものが。
ただし,実用性に欠ける部分もあって,あと広い。
もうちょっとこじんまりしていてもいいのでは?
一応公共の施設ですから,バリアフリーはしていると思いますが疲れるのではないでしょうか?
施設面では旦那には恐ろしく不評(笑)
青森と言えば棟方志功と寺山修司なのですが,こちらの作品は少ししかない。
どちらも別に県内に美術館・記念館がありますから,そちらの方がたくさんあるのでしょう。
棟方志功はやはり迫力がありますね。縄文の顔をしている。
寺山修司と言えば演劇ファンなら1つくらい見ているかもしれません。
昔身毒丸(武田真治だった・客がいまいち・・・)と毛皮のマリー(美輪明宏・いしだ壱成)を見たことがあります。
舞台写真は1枚くらいしかなく,後は小学校の通知簿だったり,親の写真だったり。
地元の資料的な面から展示しているのかもしれません。



お目当ては「あおもり犬」
作者は奈良美智。
奈良美智というとこのような少女のイラストで「見たことある~」と思う人も多いでしょう。
犬の前にある植木鉢は「犬の餌」として一般の子供たちがめいめいに置いたものだそうです。
以前はガラス越しにしか見られなかったそうですが,間近で触っても見られるようになりました。
ただし,階段を登ったり歩いたり,結構距離あります(しかも裏口)。
冬は屋外なのでやめた方がいいかもしれません。開放してるかどうかわかりませんし^^;
しかし,本物のあおもり犬は8.5mのその姿がなんだか淋しい。
奈良美智の作品はシュールだったり,ブラックだったりするのでどうなんでしょう?
このようなコンクリートの中に閉じ込められて地面からにゅーっと這い出してきた?ワンコはかわいそうな気がしました。

さて,行きは高速と国道(有料道路)を一部使い,1300円くらいで行きました。
帰りもナビにまかせて・・・と設定し,走っていくとどんどん深い森のような青さに。
(まさに青い森)
周りを見るとりんご畑のようです。
旦那は運転しているのであまりよそ見はできませんが,
高速の標識を見ると,「津軽 黒石」と。
どんどん日本海側にきていて逆方向のようです。
太平洋側にある八戸とは真逆ですね。
いったん高速に乗ってしまったので,途中で降りて引き返すのもややこしく,そのままナビ通りに進むことに。
結局時間もかかり,最速ルートでもなく,最安ルートでもなかったです。
高速代も4300円くらいになりました。
後で聞くとどのように設定してもそうなるようです。
なのでルートを区切って設定しないとうまくいかないそうです。
地元で慣れている人でないと分からないから仕方ありませんねぇ。
まぁ滅多に見れない広大なりんご畑を見られたのでいいかなぁ。
ちなみにうち(千葉)から福島くらいまでの距離を走ったらしいです。
日本って広い・・・
青森市のある津軽地方は八戸のある南部地方とは昔は藩も違うし,文化も違う言葉も違うそうです。
仲も悪いらしい・・・^^;
詳しいいきさつと歴史
距離もありますしね。
青森というと「りんご」や「ねぶた」と言われますが,それは津軽地方のものなので,八戸にはりんご畑も滅多にありませんし,ねぶたも旦那の実家では誰も行ったことがありません。
岩手の文化に近いと思います。
同じ三陸だし。
なので,八戸の人に「りんごがおいしいでしょう?」と聞かないでください。
普通にスーパーで買ってくるものなので(笑)

帰省1日目
帰省2日目その1
コメント (2)
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