夏バテ対策

2008-08-06 11:56:10 | Weblog
暑い日が続いていますね。
我が家ではエアコンをつけずに頑張っています。
昨日初めて雨なので除湿機能を使いましたが,普段は窓を開けて風を通して扇風機です。
暑いといっても千葉は大阪に比べてずーっとましなので,昼間自転車で買い物に普通に出かけてますよー。
昼間に人歩いてないですねー,みんな頑張ろう
大阪の夏は暑いとコクーン歌舞伎の記事でも書きましたが,それに比べれば楽勝です。
夏生まれのせいもあるのでしょうけど。
暑いところや夏に生まれた人は汗腺が多いのだそうです。
旦那は東北で冬に生まれているせいか,私の半分くらいしか汗をかきません。
夏になるほど元気になっていく私と,バテてくる旦那。
冬はその逆です(笑)
旦那の場合,水をたくさん飲むのもだめなんでしょうね。
昔は1日2リットルくらい飲んでいました。
今はどうなんでしょう?仕事先では見ていないのですが菜食中心にしてから家では減りました。
飲み物をたくさん取るとそれだけトイレにも行くので腎臓に負担になります。
これは猫(しろ)の結石の時に調べたのですが,結石を溶かす餌というのは
しょっぱくして水をたくさん飲ませ,トイレに行かせて石を無くす作用があります。
でもこれを続けていると腎臓はフル作動。病気になることもあるそうです。
特に現代人は解毒する肝臓や腎臓が疲れきってしまっているので,どれだけ休ませるかというのが大事です。
石ができる原因は老廃物・・・砂糖とか添加物とかでミネラルが阻害されるとか(猫の場合砂だったり)いろいろあるのですが,それはまた次回で。
水分は飲みものでなく,食べ物で取った方がいいかもしれません。
例えばパンは水分が少ないですから,たくさん飲み物がいります。
牛乳やジュースなど欧米のものですからねぇ。
田んぼやら水性文化の日本ではお米に水分が多いですから,そちらの方が体に負担が少ないと思います。

汗をかくのはいいのですが,他人の(関東の人の)倍くらいかいている気がする・・・
市販の制汗剤は化学物質だと使わなくなったので,汗くさくなるのが困りモノです^^;
家にいるときはどんどん汗をかいて,どんどん着替えてシャワーを浴びているのでいいのですけどねー。
床のワックスがけやカーテンの洗濯などやりました。
長年猫のせいで挫折していた障子貼りもやってみようかなと。
早く乾くし,冬は寒いから夏の方が効率いいやんと思ってしまいます(笑)

体温調節というのは簡単ではなく,人間は5度までの急激な温度変化にしかついていけないそうです。
自律神経失調症なども冷暖房が原因になることが多いです。
温度変化の激しい中にばかりいると体内リズムが狂ってしまいますからね。
冬場の寒冷地などは5度の変化には厳しいでしょうけど,なるべく冷やしすぎたり温めすぎたりしないことが大事だと思います。

夏は「冷え」がひどくなります。
「夏に冷え性の話?」と思う人もいるかもしれませんね。
「今年は猛暑でこんなに暑いから冷やした方がいいんじゃないの?」という人も多いかも?といっても熱中症とはまた別のことで・・・
女性の場合8割は冷え性なんだとか。男性も2割くらいは冷え性だそうです。
自覚がない場合もあります。
冷房だけでなく冷たい食べ物や体を冷やす食材(夏野菜や砂糖類)もほどほどに~。
氷は自然にはないですからいらないと思います。
冷やすとしても水の中につけておいた,とか・・・
ドイツでも昔は冷蔵庫なんてなかったですから,ビールも冷蔵庫で冷やしてなんかいなかったわけですし。
また体を温める肉や魚など動物性食品も血液が酸化するので冷え性の原因になります。
こちらが原因の人が多いかもしれませんね。
動物性は消化が悪いので胃腸に負担がかかります。
夏バテ防止といって肉は間違いです。
食べたもので血液が造られますから,腸に負担がかかると汚い血液になってしまいますからね~。
8月7日はもう立秋です。
梅雨明けからそこまでが本当の夏なんだそうです。
夏ってみじか~~い
「お盆が明けたら夏のものは控えないと秋についていけない体になりますよ~」
と薬膳教室でもしっかり釘を刺されてきました(笑)
秋茄子は嫁に食わすなといいますが理にかなっているのですねぇ。
コメント (4)
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コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」

2008-08-06 11:33:34 | 演劇
こちらは6月に行ったので随分前の記事ですが^^;
夏祭~は何度も見ているので,どうしようかと思っていたのですが,コクーン歌舞伎は初演から皆勤賞になるのでやめられず(笑)

コクーン歌舞伎は不思議な経験をすることもあるのですが,
今回はしろの気持ち?
チケットを取る時に旦那も行こうとして,休日である土日のチケットを見ていたのですが,2枚取れる日がなく私だけにしました。
(土日は3週分公演があり,1つは千秋楽なので一般発売だとほとんど売り切れで不可能)
これも終盤でしろが亡くなってから1週間以上経っていましたから行けました。
しろの看病やらでその前の土日だとキャンセルしたでしょう。
売り切れでもキャンセルにならないようにしてくれたのはしろの何か,おかげかなぁ?

何度も回を重ねているせいか,始まる前からお祭りの太鼓と共に(これは以前とは違う演出ですね)観客も盛り上がる。
慣れているせいかお客さんも手拍子は慣れたもの。
夏祭~は大阪を舞台にした話なので,関西のアクセントだったりもするのです。
役者さんの発音がおかしいわけではないのですが,江戸の役者がやってる(方が多いのですが)と違和感があります。
土地勘がなく,地名とかしゃべってるわけですから,イメージが浮かぶのとそうでないのとに差があるような気がします。
でもお客さんは関東の人が大半だからその雰囲気は気づかないので大丈夫なのでしょう(笑)

団七が住吉大社鳥居前の髪結床で姿を改め,出てくるところは何度見てもかっこいいですね~。
髪を治すお梶もいいです。

三婦役の弥十郎は定番体格からぴったり合っています。
私が見たのは七之助のお辰,芝のぶの琴浦でしたが,どちらも合っていてよかったです。
芝のぶの磯之丞も見てみたかったですけどねー。

夏の暑い夜に殺人事件を起こすというのも大阪ならではという気がします。
パンフレットにわかぎゑふのエッセイ?が載っているのですが,本当に大阪気質をわかっている内容で面白い。
大阪の男は普段,穏便にという商売人気質と,「よっしゃ,やったろか」という一面があると書いています。
普段は穏便でも男として株を上げる場面があるのですね。
すぐに切れたり,いちいち細かく目くじらを立てるような現代人ではしょうもうない男になってしまいます(笑)

で,江戸時代普通は藩があり,武士が治める身分制度というものがありました。
幕府直轄地である大阪はほとんど商人と職人の町だったようです。
商売を自分でしているのですから身銭は自由。
その代わり店を中心に格を決め,身分を決めていったそうです。
これはこの前見た「ぼんち」でもしっかり残っていて,なんであんなに固執するのかわかりました。
団七も武士以外の目上のものを敬うというのが身についていたのでしょう。
そして一番の目玉の義平次を殺すシーン。
ここで男を上げるというのも変ですが,切り替わるので喝采が起きるのでしょう。
大阪の夏は暑いので,とわかぎゑふさんは書いています。
確かに大阪は気温も高い上に湿度がすごい。
関東だと風が涼しいのでまだ過ごしやすいと思います。
大阪は風も熱風なんですよね^^;
ねっとりとからみつくような湿気が団七を切れさせた原因の1つ?
あんなに走って駕籠を追いかけてきてますしねー。
多分冬なら事件になっていないかもしれません。
夜も昼も温度が一番高いのは大阪だそうで,更にヒートアイランドもあり。
以前新聞で大阪は「暑い」ではなく「熱い」だと書かれてあり,納得しました。
たまに夏に帰省すると「今外にいると危険」と思う暑さの時があります(爆)
そして祭りの場面。
これも暑いから水を使った祭りが多いのでしょう。
農民ではないので秋の豊穣の祭りはいりませんからね。
新暦に合わせて祭りの季節を変えてしまったものもありますが,
大阪の祭りはそういうのは少ないのではないでしょうか~?
天神祭などは旧暦の季節に合わせてやっています。
季節がずれると変なものです。
最後はNYバージョンでした。
こちらはもうTVでも知っている人が多いですから驚きもないのですが,
ミスマッチ的な演出がいいですね。
コメント (2)
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