長野旅行記2~善光寺

2005-10-25 22:09:08 | Weblog
善光寺に向かう。再びぐるりん号に乗り、善光寺の門前で下車。
善光寺仁王門までは土産物店、旅館、宿坊などが並んでいます。
山門は平成の大改修ということで、工事中で残念。そこを通り抜け、いよいよ本堂へ。
善光寺は特定の宗派に属さない寺で、入り口には高村光雲らによって作られた仁王がそびえ、圧巻です。
ぜひ体験しておきたいのが、本堂のお戒壇めぐり。
ご本尊である一光三尊阿弥陀如来は、白雉5年(654)以来の秘仏で誰も見ることができません。
7年に1度、御本尊の御身代わりとして前立本尊が見られるだけです。
そのご本尊が安置されている場所へ向かいます。
階段を降り、壁を伝いながら約5分歩いて回ります。しかしそこは真っ暗で何も見えません。
注意書きには、「手元の持ち物にお気をつけください」とありますがスリも盗むことはできないくらい漆黒の闇です。
夜でも全く光がないという状態を体験したことがある人はほとんどいないでしょうから、初めて見る光景だと思います。
墨の黒なんですよー。
猫でも何も見えないんじゃないでしょうか。(夜目が効く猫でも全く光がないと見えないそうです)
いつもは参拝客がぞろぞろと入っていく状態のようですが、私たちが行ったときは誰もいなくて、2人だけでした。
ここは死を表しているとも言われています。
壁に手をあてて進むとご本尊に繋がる部屋の鍵があり、それに触れることができた人は極楽に行けるそうです。
私はその話を知らなかったのですが、多分触れることができました
旦那はだめだったようです
善光寺のことはよく知りませんでしたが、ここは行ってみる価値があると思います。
東京から長野も案外近いことがわかったので、家族や友人が遊びに来たら、案内するのにいいかなと思いました。
(画像:善光寺)

よくわかる善光寺参り
「よくわかる善光寺参り」

よくわかる善光寺参り(part 2)
「よくわかる善光寺参りPart2」

善光寺と宿坊の精進料理
「善光寺と宿坊の精進料理」
宿坊もたくさん並んでいて、風情がありました。
精進料理にも興味があったのですが、こんな本も出ているんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする