配送のＳ君は明日の夜中から両親と青森まで車で帰省するそうです。僕も以前青森に行こうとしてバイクで走り出して直ぐに雨が降り出し、しかも途中で財布を落として仙台から引き返した経験を話した。財布とは別の処に入れておいたお金で高速を降り、帰路の浦和辺りで家族にお金を持って待つよう伝えると「何時頃？」明日の朝４時頃になるかなぁ…言い終わる前に一言「ヤダ」。青森は遠かったと話す僕にＳ君は笑いながら仙台は中間位ですよ。日本列島、縦はけっこう長いですからねぇナメちゃイケマセンとアドバイスをくれました。それにしても何で青森に行こうとしたんですか？「そりゃあ竜飛崎に吹く風がどの位強いのか…」「プロジェクトＸでトンネル…」Ｓ君は呆れ顔で笑いながらしゃがみ込んだ。その笑いは僕の距離感の欠如、単純に過ぎる動機？それにしても何故皆最後まで僕の話しを聞かないのか…
有名店のパンを美味しいと言う人は多い。けれども名も知れぬパン屋のパンを美味しいと言って帰宅途中にも食べてしまった話しなど聞くと凄いお客様がいるものだと思う。名前でなくパンを食べる人はコワイ。そしてどんなお店でもそのような人は大切なお客様なんだと思う。コワイお客様が来てくれるお店は頑張らなくちゃね。
日本のロールスロイスの販売台数を中国が上回ったそうです。ＢＭＷ７シリーズが世界一売れている都市は上海。最近の中国では高価なフォーマル車が売れているそうです。誰もがオーナーを理解する手掛かりに出来る車。英国では当初、安価で小さな初代ミニを購入する人にロールスのオーナーが少なからずいたそうです。プレスリーはロールスを買おうとして断られたとの話しがありましたから、当時は代金だけでは買えなかったのかも知れませんね。（ビートルズのサイケなロールスは見ました）話しがまとまりそうにありません。そこで、一つは将来中国でもスポーツカーが沢山売れるようになるのだろうか？と思った事。もう一つは安価で小さくキュートなミニを最初に受け入れたのは裕福者層で次が低所得者層、最後に見た目のハッタリを気にして革新的機能やデザインを理解しえなかった中間所得者層だったという話しを急に思い出しました。車格、価格、実用性を極めたり逆に問われない対極の車が棲息し始める時に車の文化が確立するのかも知れないと勝手に考える思い込みの激しい朝からの二日酔い状態です。