楽しい日々

ホームページを作ることが 与えてくれた楽しみや 主婦の日々の思わぬ出来事を 聞いて聞いて!  

絡んだ糸

2023-04-28 22:57:55 | 調理
 精神を繋ぐ思いの軌跡は 時折糸のような性格を持っているような気がすることがあります。

糸で布を縫う時 急に玉止めをしたようになることがあります。
糸を引くことで 糸の撚りがたまって 塊になるからです。

精神では 
心の一カ所をずっと刺激すると こだわりが生まれ 長く解決できないと 解消が困難になり 傷となったり 恨みをもったりして 思考が固執しがちです。
気が晴れるには ほぐす必要があります。

糸が長くなり 大きなかたまりになると 紐解くのは一苦労です。
心の塊も 何度も叱られたりけなされたりして固められると ほぐして整理し解決の糸口が見つからない状態におちいります。
ゆっくり広げたり伸ばしたりしていると 糸口がみつかるもので
困難の糸口も 時間をかけて ゆったりするうちに みえてくることもあるものです。

そして 糸がぶつぶつ切れてしまうと これまた大変整理がつきにくい。
あちこちに糸口ができ ばらばらに 糸口を探す羽目にあいます。
心もよかれとおもって 言葉をかけてもらっても ぶつぶつ切れてしまっていては なかなか回復が見込めません。
よい糸をさがしあてて 生かせる糸を選ぶ必要があるようです。
本当の自分という 心の自然なありようを 生かせるような 選択ができると
切れた糸も 生かせるようになるかもしれません。

とかく いらいらする 糸との付き合いであり 心との付き合いですが
深呼吸して 糸口をゆっくりほぐして見つける必要があるようです。



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備中

2023-04-24 13:16:07 | 調理
草取りもたけなわで 母の備中が役立ちます。
振り下ろして 土を掘り起こし 倒して振り分けるように土を積めば
力いらずで 草取りが可能です。

ところが あまりに 大きな草をたくさん掘り起こしすぎて
根元から外れてしまいました。

新しいものを購入しようと 尋ねてみましたが
先が四角くなっていて 使えなそうなのです。
先が 楕円になっているからこそ 軽い力で土に潜るはずなので
ちょっと 買い控えです。

母の備中は 小さめで 94歳でも振ることができます。
私のは 大きめで 少し重いのですが 効率はいいです。

もう 備中も 購入する人がいなくなったのかしらね。
農機具を 治す加治屋さんも あまり なくなりましたかね。
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冬越し

2023-04-24 12:52:02 | 調理
今では 除草剤をまくし 草刈り機で刈るし 耕うん機で畑はたがやしますから
草取りは ほんの少しするだけです。
母の畑は昨年放置したので ススキが枯れたまま 荒れ地になっています。
除草剤を撒けば 作物は望めませんし このままでは 耕うん機も草が絡むばかりです。
で 耕うん機が使える段階までと ススキの引き抜きに挑んでいます。
 
杭棒で ススキの株根をを一突きしました。
すると カエルがもんどりうって 飛び出しました。
こちらも驚いたけれど カエルは頭にきたようで 飛び出すなり振り向いで 私をにらみ 何するんだようと 言わんばかり。
ほーほー カエルも 一目散に逃げるのではなく 人間と同じように 振り向いて状況を見返すんだ
と 驚いた次第です。

畑の準備も 雨上がりに効率よく済ませたいですが
家の窓の掃除も 夏前にと始めました。
お風呂場は 常に開けていることが多く 久しぶりの掃除でした。
すると カマキリの卵が アルミの窓枠の内側に べったり。
うー そこに よく産んだものだ。

窓を閉めれば ドアの内側で進入することができない位置なのです。
金属の上だから かぽっと 外してやろうかと ヘラでつついてみました。
それが とても頑丈で 卵を壊してしまうので
剥がすのはあきらめました。

冬越しのたくましさに 驚くこと然りです。




 
 
 
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2023-04-05 20:59:35 | 調理
タケノコ堀を初めて経験したのは いつだったかしら。
あきらかに 記憶しているのは 大学生の時 下宿先のおばさんが
竹やぶを所有していて 時折収穫すると いただいたものです。
 収穫に出かけた様な気もするのですが 記憶しているのは
大量の筍を茹でたことです。
大鍋に 十本ほど それも 何回も くりかえし茹でました。
あく抜き後の 調理も教わりました。

孟宗竹の収穫のしかたを教わったのは 舅の姉にあたる叔母さんの家の竹藪だったような。おかげで 収穫も 調理も身について 筍仕事は 
梅と同様 春のお楽しみに なっています。

とにかく 筍は 竹藪の葉がびっしり埋まる土から ほんの少し黄色い頭を見せます。
踏むと存在が少し解る程度で 掘り出さないと 日に日に黒々と硬くなり どんどん伸びてしまうのです。
その黄色い頭から根の位置を想像して 付け根にあたるよう ツルハシを振り下ろします。
ぐっとツルハシを起こせば ずっぽと筍が出てきます。下手なうちは 折れます。

掘り当てた筍は赤い根になる粒々を包丁で削り落とし 皮つきでも 少し剥いて 泥を洗い落とします。
お鍋にびっしり 水につかるよう 皿を落とし蓋にして
米ぬかを一握り入れて ゆっくり茹でます。
一時間茹でたら 大きなものでも 茹で上がります。小さなものは箸が通ればいいかもです。
そのゆで汁ごと 冷めるまで放置すると 灰汁が抜けます。
大根おろしで煮ても良いそうですが 好みは糠です。

先が黄色い筍の内でも 太く短いものが上質です。
肉厚な根に近い部分を 細かく刻んで たけのこご飯にします。
柔らかく 香りがよいからです。醤油でしばらく揚げと漬け置いたものを
米の上に乗せ 炊飯は米をたく水加減で 酒 昆布をいれて炊飯します。

筍の煮物の煮汁は すこし甘めにします。灰汁が和らぐ気がします。
ご存じ わかめ 山椒の取り合わせは 絶妙です。
日が絶てば 濃い目の味に煮なおして 天ぷらにします。

竹藪の管理は大変ですが 
手入れが行き届いた竹藪の空気感は 姫出現の物語が浮かびます。
それ納得できる清涼さです。







肉厚な根に近い部分は 刻んでたけのこご飯にします。

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