三州鬼瓦

年をとったせいか　最近日本古来だと思ってきた文化があっというまに消え去るような感覚をもっています。

子供のころは　近所に瓦を焼いている工房がありましたが　跡形もありません。

特に三州瓦は人気だったようなのですが　今では瓦屋根を設ける新築のおたくも　めっきり減っています。

重い瓦を屋根に置くと災害時危険との見方が主流なのでしょう。

テラコッタは　植物の根の通気を維持して蒸れを防ぎ　狭いお庭に花を植えるには欠かせません。でも植木鉢ではあたりまえすぎます。

瓦を屋根に乗せたのも　高温多湿の気候に　落雷

武家の守りに必要だったからなのでしょうか。

理由は知りませんが日本の瓦屋根がまったく失われるのは　残念です。

で　鬼瓦で　門に設ける郵便受けポストをつくったり　通販配達荷物をうけとる箱にしたら　ちょっといたずらしにくいし　家守りの意味もあって　楽しいかもしれないと思っています。

日本的な文化を継承して　さらなる進化と古きものの維持に

畳同様　国も自治体も貢献してほしいものですよね。

９４歳の人とすごす工夫

95歳になろうかという　母と出かけるときは

でかける目的場所を伝えることも　一苦労。

伝えても振り向いたり　仕事が一つ入ると　忘れてしまうので

直前　大声で　何度も伝えなければならないです。

結構なストレスで　大声で言ううちに　腹が立ってくることも

少なくありません。

さらに　30年以上一人暮らしをしてきた習慣は　私の要望をうけつけないです。衣類をハンガーに鞄はフックに　かけてほしいのですが

何度も　大袋に突っ込んだ衣類を　出したり並べたりを繰り返しています。

暇な日はいいのですが　出かけたい時間の制限がある時ときに限って　始まります。

さらに　薬は　ドラえもん手帳の日付　携帯の日付　薬の一包ごとに付けてある日付　三者確認して　飲んだら　のんだと手帳に記入してもらっていますが

それでも　忘れたり混乱して　薬の袋につけた日付を　変更して対応しています。

口のケアの習慣がないので　入れ歯をポケットや鞄に突っ込み　忘れることが多いです、黄色の目立つ飴の小箱に洗ってのせることで　少しお出かけ前の探す時間が減りました。持ち物衣類すべて探しなおしが繰り返されると　いらいらしてきます。

とかく　いるものは目立つ容器で　特徴のあるジャストなサイズの入れ物をさがして　入れてもらうようにしています。

で　私が母にしてほしいことを言う時は　リピートアフタミー。

何を私が行ったか　くりかえしてもらうことにしました。

主人が　出かける前にわたしが頼んだことを　三度繰り返して言っていたことを思い出して　お願いすることにしました。

これで　少しはお互いのストレス軽減につながるでしょうか。