楽しい日々

ホームページを作ることが 与えてくれた楽しみや 主婦の日々の思わぬ出来事を 聞いて聞いて!  

住宅アールシーコアBESSの家

2013-08-20 11:04:34 | Weblog
BESSの家を初めてみたのは もう三十年にもなるかもしれない。
二人の子供をつれて 富士山を眺めに出かけた時 休憩にと立ち寄った
BESSの家 御殿場の展示場ドームハウスだった。

その プラネタリウムのような家の構造に おどろき。
家族がつねに丸く収まることへのあこがれとで
声を上げたことを 思い出す。

次に 出会ったのは 今住んでいるところで 家が欲しいと言った時だった。
ひとり生き残ってしまった時のために 用意したいと
畑を購入して 小屋ということで建てれば 
貧乏しても生きていけるだろうと
手持ちのお金で 買ってしまいたかった。
家族が最悪の状態だったときのことだった。

そして 今回 自分の終の棲家をさがしに 変な土地だけど決め
住宅をと さがしているとき 出会ったのが BESSだ。

紆余曲折以上の時代をこえて 根強く生き残っていたBESS
人生の荒波をこえて からがら生き残っている自分と
なぜか しっくりきた。
主人も二つ返事だった。
 主人は 若い人の家だなとか
私も 手狭ですけどいいんですか 
そうはいっても
即答で決まった。

終の棲家の家を 海辺の土地 宝飯で 購入します。
まだ 借金が このとしで できるのかとか このさき
年金も退職金もも込めないのに どうするのかとか
楽しみがいっぱいですがね。

そして 近年 売り上げが伸びているBESSさん。
どんな歴史を刻んで 生き残ってきたのやら
木材の供給が逼迫した時代に どう生き残りをかけていくのか。

そして 海辺の家といえば どうしても とりあげておきたいのが
私が嫁入りする前に おおよその間取りを絵にし
建ててもらった実家の家。

こんなに海に近い家を建てるのは反対だと言っても 
何故か聞いてもらえなかった。爺さんの足跡を引き継ぎたかったのだろう。
爺さんの建てた家は 別荘のような家だったから
 母たちの老後に建て替えは 必要だからと 資金のことも表にして
積水ハウスに 見積もりで書いてもらった図面を参考に
今の間取りとを書いた。
頼みたおしてお願いした家だ。
長い廊下が 金手になった 今の間取りに決まった。

当時もう 息子さんに事業を譲ろうとしていた
後藤藤一郎棟梁の建てた家だ。

うねるように曲がった梁が 二本 屋根の下で竜になっている。
その下で 柱は 綿密に計算されていて 傾かない。
傷なく 三十年たっても 障子一つ傾かない。
父と 弟が梁にまたいで 餅まきをした姿に 
胸をなでおろした記憶がある。
木材の収縮も 乾燥も考慮に入り 桜材の敷居は 堅く
今でも ドアもするりするり。
風呂もトイレも家の中で別建てで
タイル一つ 傷つくことなく修理すらしたことがない。

土壁はカビがわきやすく 何年も乾くのに時間がかかったけれど
今では快適な空間となった。

今ではもう 建てられない建築様式になっているように思う。
棟梁最後の作品だ。
修理したのは 合板だった床材のみだ。

日本人の棟梁の仕事は すごかった。
それが BESSの基礎にあるかもしれない。







 


cobo

2013-08-15 07:23:04 | Weblog
以前 娘から やってみたら と勧められていた本が こぼ。
友人が ブドウや果物が沢山出来たら どうしたらよいかと 聞かれ
ふいに 思い出してCOBOという本を取り出した。

紫蘇ジュースや 漬けもの ジャムはよくつくる。
その 瓶づめ作業とあまりかわらない。
瓶を消毒滅菌して 閉じ込め善玉菌を育てるというもの。

これが 意外と おもしろい。
でも 菌という点で 必ずしも善玉だけが育つとは限らないので
危険でもあると考えておいたほうがよさそうだ。

ちゃんと 顕微鏡で 菌の特定をしながら
温度管理を徹底して タイミング良くいけば おいしいものができそうだ。
しかも 冷蔵庫の中 食品が長持ちする。
菌を滅菌するよりも 善玉菌となかよく暮らすほうが どうやら
人間は長いきで しあわせになれそうな.

たくあん和尚が 糠で善玉菌をひろめたとき
きっと 善玉菌が はやり病もふせぎ  
水の浄化もしてくれることに
気が付いていたに違いない。

インフルエンザウイルスは 悩ましいけれど
身近なところに  ヒントがあるかもしれない。


紙好き

2013-08-10 00:33:38 | Weblog
日本人は 紙が大好き
それは この湿度の高い気候と 
紙の特性の利用が 進んでいたためだろう。

実は 台所の上り口が セメンむきだしで 物をこぼせば
結構シミになる。
天気が雨ならば 湿気で気持ちがわるい、

ところが 障子紙を敷いたところ この気分の悪さが解消された。
汚れを吸収して さっぱりしている。

そして 今 消えつつある障子が なぜ縁と部屋をわけて設けられたか
障子が 意外に 菌の侵入を防ぐ効果もあることを 
経験則で知っていたのではないかと感じている。

フィルター作用
湿度の調整作用

実は 石鹸箱に パルプのペーパータオルを敷いた。
すると お手入れいらずの カビ知らずとなった。
よごれたら するりと 捨てるだけというわけ。

たかが 紙だけれど 奥が深い。

掃除機の紙フィルター マスク 紙テープ
漉きあげて 仕上げた紙は 空気や物の汚れをとり 
空気を通わせる。

紙のもとは 木々
呼吸 燃焼のお手伝いをしてくれるのは 木々
人間は 生み出せない 感謝してしきれない
だろう。