楽しい日々

ホームページを作ることが 与えてくれた楽しみや 主婦の日々の思わぬ出来事を 聞いて聞いて!  

古い古語辞典

2012-04-30 07:08:30 | むかしばなし
私には変な癖があって 古いものでも気に入ったものは捨てられない。
服や装飾 陶器などは 執着ないのだが
本は捨てられないものだけを購入してきた。

そのなかに 原色現代百科事典と 古語辞典がある。
久しぶりに NHKの講座が始まった万葉集でも勉強しようかと
古語辞典を引っ張り出してきた。

すると あとがきに 
電子計算機が使われてできた最初の辞書だということが書かれていた。
高校生だった自分はもうばあばば。
当時このあとがきを読んだ記憶はなく 今まで知ろうともしなかった。

でも 今研究がすすんでいるだろうから
様変わりした古語辞典を
購入しないといけないと思っているけれど
当時この最先端だったであろう古語辞典を高校生に用意した
教育者の意気込みを この年になって感謝したいと思う。

若い研究者になろう人たちに
いい情報を残して ぜひ幸せな地球の存続を託して
いかなければいけないと この古びた小さな
捨てそびれの古語辞典が 言っている気はする。

そして学研のもう一つの宝物
百科事典が カラー写真入りの最先端教育本基礎だった。
多くの家庭が 夢のような情報に 心躍らせた商品だったことを
思いだしている。

 

国益という亡霊

2012-04-29 23:47:06 | あったらいいな
最近めっきりパソコンから離れて アナログ生活していた。
仕事も忙しく
自分のメンテ時間に家事 もろもろで家にいないことが多い。
でも その反面 喫茶店で自分の好きなことに
時間を割いている気がしている。

この年になって 辞書が見えるのもあと数年と思うと
フランス語も 英語も 日本語も 楽しい時間になっている。
フランス語は すこしづつだけれど あいさつが聞き取れるようになった。
フランス語のおかげで 英語は 勉強しなくても
ニュース程度は ほぼシャドーできるようになった。
この自由に勉強できる環境ができた
この二三年のNHKの取り組みのおかげもあると思う。
年寄りの私でさえ勉強できるのだから
きっと若い人には 優秀な人が育っている。
でも なぜ若い方が就職できないのだろうか。

パソコンの世界が 日本的お節介すぎたせいで
また おじさま世代と うまく技術や戦略のノウハウが伝わらなくて
パソコンも人も いかされなかった気がしている。

国が 多くの国民に役立つツールとして
シンプルにウインドウズを運用してもらうよう後押ししてきていれば 
家計簿くらいは誰でもパソコンでつけることができ
店の管理は 税理士に相談しなくてもパソコンででき
宣伝会社やチラシに頼ることなく 
商品の宣伝が 手作り手自身でできる
起業に優しい国になっていたのではと 思ってしまう。

大企業の出先がソフトを席捲し
シンプルに使うことを 進めてこなかった。
さらに 家電メーカーも 誰でも使えるツールには育てなかった。
それが 国の冷え込みにつながっている気がしてならない。

さらに
今 アメリカと東芝の戦略で 勝つなどと豪語して
原子力発電を再開し始めた。
アメリカは処理できない原子爆弾をどうしたのか。
世界に公表しなければいけない立場ではないだろうか。
東芝は日本語の社名を授かっている以上
福島や広島の痛みを受け止めたうえで
決断しなければいけないのではないだろうか。
 勝とは何ごとか。国益とは何なのか。
戦争でもあるまいにと 思ってしまう。

最終処理が 成立しない以上
核燃料の循環再利用が永久可能にならない以上 
核燃料は使い物にはならない。

それは 焦土と化す放射能
生物の存続を 永年脅かす放射能を出し続ける物質を
閉じ込め続けることが決まったとしても
いつ何どき漏れ出すかわからない。

平和利用などできない。机上の空論。
普通の化学物質とは比べ物にならない。
原子力は永く放射能を出し続け生命を長く脅かす
その存在は 国土も人も動物も長く本当に長く脅かす。
これは世界が周知の事実となった。
もうこの年になれば 怖いものなどない発言しようと思う。
主婦である私でも 想像がつく
国のお偉い方は 原子力の専門家は
そんなシンプルな想像が できないのだろうか。

国はどうしても原子力発電にシフトしたいようで 
アメリカと東芝の影響なのだろうと思うと。
残念で口惜しくてならない。