楽しい日々

ホームページを作ることが 与えてくれた楽しみや 主婦の日々の思わぬ出来事を 聞いて聞いて!  

遺品の整理

2023-10-26 09:55:21 | 調理
主人が亡くなり四年も経ってしまいました。
わざわざ遺品を整理することもないと 必要なものから順次取り出しては要らないものを捨てています。
物はいいのですが 厄介なのが ネットの情報ゴミ。
何処のサイトも 亡くなったことを前提にしていないので 全国でかなりのゴミが発生しているのではないかと 想像してしまいます。

情報の更新がなさねぬまま 自動配信で送られるメールに費やす電気量は 大したことないのでしょうかねえ。
ほかりっぱなしだった ブラウザに 日に何通もメールが届いていて どうしていいかわからない状態です。
なにごとも あせらずあわてず ぼちぼちやれるように します。

デジタルは 目に見えないので よほど厳格に所有管理を法律で決めとかないと
あふれるデジタルゴミに困るんじゃないのかなあ。
年寄りの いらぬ心配なのかしらね。
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無意識

2023-10-15 08:31:30 | 調理
人には 意識して関わる付き合いがあります。
子息に なにかしてあげたい。とか
あの人に お礼が言いたいとか。

一方で無意識に 認識しないようにしている相手とか
傷つきすぎて 思い起こさないようにしていることが
結構あるものです。

無意識のうちに 過去のよき思い出を楽しんでいることもあります。
とても幸せにしてくれた 食べ物を食べたくなる。
あそこに立つと あの風景を見ると 思い起こす人が 誰しも
あるものです。

それは 年老いるほどに
 頻繁に過去にさかのぼって起きてきている気がしています。
老いた母が ここで写生したとか 子供のころの友達が 
ここに住んでいたとか
菓子の米爆ぜが むしょうに食べたいとか 
以前は 聞けなかったことが いっしょにいると 出てきます。

それをきっかけに ふと 私も子供のころを思い起こすことも あります。

トトロの映画のように 母は私が生後3か月時 結核にかかり 祖母と叔母に世話になったのだそうです。1歳まで世話をした祖母が 親である母にかえしたくないほど かわいいといっていたとか。
三歳ほどだった姉は 父親と勤め先の学校に行ったり 父方に預けられたらしいです。
少し病状が安定し 姉が母の見舞をできるようになったときのことです。
 母に蠅が止まり祖母が布団を叩いて払おうとすると
 お母ちゃんは叩いちゃダメ 蠅をほかのところに追い払ってから 叩くよう 祖母に進言したそうです。

そのご 母は回復したのですが 姉は一年生の夏日本脳炎で亡くなりました。
それは 思い出すのもつらいことです。
 無意識に家族は理解していて 姉の話は母とも父ともしたことはありません。聞いたこともありません。

蠅叩きの話も ごく最近95歳になってから聞いたものです。
無意識のうちに 私は姉をほうふつとさせる存在だったろうと 
この年寄りになって初めて 思いやることができました。

事あるごと 春休み夏休み冬休みは いつも祖母の家で暮らした理由が 
すこし合点がいきました。
不思議だった 自分の母親に対する気持ちも 
友達とちょっと違った感じがしていたのも 納得ができました。

ところが 父親は私を見て 姉を思い浮かべる感じがなかったです。
それは 男親だからだけではなく 各々の人格を固有のものとして
比べたりせず しっかりとらえている 
いわば民主的な人だったからだと思っています。
国民皆 軍国主義教育をうけた時代です。
母は軍国主義で褒められて育った人で 
父は地味に抵抗して生きていた人でした。

母は人に劣らぬよう 人と競う毎日を是として育ったのですから
個がしっかり見えません。
姉とどうしても比べてしまえば 思い起こすことになる気がします。
個々の存在を個々認める人は 比べる対象をイメージしませんから
私だけを見てくれることに なっていた気がしています。
今の学校が成績をつけてる以上 個々を見ない教育ということになるのかもしれません。個の尊重をして 子供を見れば 比べる必要はありません。
個に必要なのは 今の先に何が必要なのかを示す案内です。
自分で見つけられれば 指し示す必要もないし 社会の人や友人との
関わりで見つかれば 楽しい人生です。

で 私は気楽で自由ですが 母に何をしても 良かれと思って関わっていても
母にとって 私の存在は ちょっと疎ましいということが
無意識のうちに 起きている気がしてきてます。 
  
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無意識の行動

2023-10-08 14:12:58 | 調理
もう95歳も過ぎて 食事も減り 日に一リットルほど飲む牛乳で栄養をとるようになった母です。

記憶が 飛ぶのか 探しものが増えました。
対策に できるだけ置き場所を決め 同じ場所に置くよう決め始めたのですが
若い時からできてないことは なかなかできるようになりません。
入歯を探し 何度も財布の中身を確認し 無いないと自分に腹を立てています。
範囲を狭めても 目立つ入れものにしても 若い時からおいていたもの以外はもとに戻せず 日に何度も繰り返し探し物をしています。

薬は飲みすぎるのが 一番危ないので 尋ねた時は見ています。

携帯委電話の日付をみる
飲んだ記録をするカレンダーノートをみる
今から飲む薬の一包に サージカルテープで付けた日付を確認する

この三つを確認して飲んでもらうように言っています。
飲み忘れることが多いのですが なんとか心掛けてくれてはいます。

IHなので 火事にはなりにくいかとおもってはいますが
鍋を火にかけた時は よそ見をしない
じっとがまんして 鍋を見る 
振り向くときは 火を消す

何分にも 耳が遠いと 鍋を火にかけたことを
思い起こすスイッチが入りません。
すぐに 今していたことを忘れやすいわけですから
退屈でも 鍋の中を見ていてもらうしかありません。

お風呂の水もしかり。
入るまで お風呂を眺めてもらいます。

とはいえ おむつなしで 自分の布団の世話もできているわけですから
ありがたいです。

その毎日は 無意識で積み上げてきた習慣で 成り立っていると思うと
自分も良い習慣を心掛けていかねばなりません。

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