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孫の一年生で思いだしたこと

2016-04-14 23:53:47 | むかしばなし
孫が一年生になり 娘は自分の当時を思い出したようです。

二十数年前 お金がなかったので 徹夜で親子の晴れ着を
縫いました。

娘は 薄いグリーンのセーラー襟のワンピース
私は チドリ格子のシャネル風上着 スカートは技術がないので
黒いものを使いました。

それでも そんな貧乏だった訳ではないのです。

それが 父兄会も よく説明を聞いていなかったのか
娘は 金曜のお米の日に 私にご飯を持たしてもらえず
ひもじく おかずだけを 当分の間食べていたらしいのです。
つい先日聞いて びっくりでした。
のんきな 親だったようです。

あれまー そんなだったかしらと
息子に尋ねると 僕は経験ないよ とのことでした。

息子は 入学翌日には 自由帳に 友達の名前と
電話番号が並び 帰宅と同時に
電話攻勢で遊べる友達を探していた人ですから
たとえ ご飯を持たせなくても 分けてもらっていたのかもしれません。

五十四年前の自分は 学校のトイレが怖くていけず
一日中我慢していて 帰宅寸前になると おもらししているような 
情けない子だったようです。

弟は 新学期始まって 一月立たたずの時期に
シーソーに足を挟み 
学校から はいはいして 
複雑骨折したかかとを ひきずって帰ってきた記憶があります。1.5キロの道のりです。

困ったことがおきても まだ表現できない時期です。
頼るという判断も できない時期でもあり
親からはなれて ほんのわずかな無防備な瞬間に
危険が襲う時期でもあります。

孫は保育園で鍛えられていて きっと上手に過ごしていけると
感じてます。
さらに 親は 少し のんきなほうが よく育つのかもしれません。

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